インフラ海外拠点イラク軍事・戦争

自衛隊がイラクでの秘密を公開




イラク・サマワに駐屯していた陸上自衛隊。
撤収前日の作戦会議。

左端の自衛官の右肩のところ、腕章が読み取れないようにモザイクされている。
画像不良ではありません。
隊員の動きに合わせて、ちゃんとモザイクも移動してる。
はい、アップ。
テレビ画面をカメラで撮影したものだからわかりにくいけど。

腕章にモザイクだなんて、情報保全隊だろうね。
だとしたら、情報保全隊が、それとわかるような腕章していたというのも、
さすが、我が日本の堂々たる情報機関。

こちら、日本の対外情報機関
これは、サマワ駐屯地から出た自衛隊のコンボイ。
軽装甲機動車のうしろを走ってるのは、旋回砲塔つきの装甲車。
こんな装備、陸自にあったっけ?
はい、アップです。
砲塔を横に向けて側面警戒中。
別の角度からの姿。
画像悪いけど、マニアならわかるでしょう?
逆サイドから。
しつこく似たような画像並べてるのは、マニアさんたちが見ると、
なにか別のことを発見してくれるかもしれないから。
これら映像が公開されていたのは、陸上自衛隊が出している
広報用DVD「東部方面隊イラク活動広報映像集」

つまり、自衛隊がアピールしようとしている資料です。
だから、大手メディアは、ネタとして扱いませんでした。
で、ここに映っていたのは、米国製のLAV−25ではないか?
上の図面と比べてみたください。

ちなみに陸上自衛隊が正式装備として持っている装輪装甲車は以下です。
どれも、違う型だよね。

オーストラリア軍か英軍が、自衛隊のコンボイを護衛しているのではないかとい
う見方もあるが、番匠幸一郎群長はじめ、イラク派遣自衛隊の群長たちは、
「自衛隊の移動や活動の場を守ってもらうわけでもなく、駐屯地を守ってもらっ
ているわけでもない」と言明している。

4枚目画像を見れば、装甲車のうしろにもライト点灯した自衛隊コンボイの隊列
が続いていることがわかり、この装甲車は隊列の前後ではなく、中間位置にいる
ことがわかる。

この米国製装甲車らしきは、自衛隊のものと判断しとこう。
イラク派遣自衛隊は、日本から持ち出す武器については、いろいろ議論の的に
なっていたが、外国の地で、必要な武器装備をレンタルすることは、憲法第9条
には抵触しないことでしょう。


続く