スンバワ島にて
釣りの一日。
スピード・ボートで釣り竿を4本くらいしかけて、魚を求めて近海をめぐる。
大海原、太陽の光を浴びてキラキラひかる。
トビウオも光を浴びてキラキラひかる。
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(写真)
クリスとグレン
”来い、来い!”
(日本語だったら笑っちゃうね)
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フェリーのような大型船にしか乗ったことのなかった私は、波の感触が
モロに伝わるスピード・ボートがすっかり気に入ってしまった。
大波がすぐ目前までせまる、体が一瞬うく。
”ワァオ〜!!”と奇声をあげる。
ヨットや釣りがスポーツだというのが、今さらながらわかった気がした。
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(写真)
で、でかいっ!
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男たちはビールを何本もあけ、釣りに興じる。
”飲むか?コーラもあるぞ!”と言われたが、トイレが心配なので
加減しながら飲むことにする。
私には一向にアタリがくる気配なし。
アメリカ人クリスは、ボートを運転しながら釣りもする。せまいボートを
よく動く。まったく、クレイジーだった。
結局、この日はクリスにLuckが。見てのとうり、大物ゲット。
この大魚を夕飯に、と一度ラワ―ル・コ―ヴにもどる。
クリスは自慢気に、魚を手に泳いで浜までもどる。
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(写真)
これは30Kgくらいだけど、
60Kgを釣ったこともあるんだぜい!
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その間、私たちはボートでゆられていたが、潜りの名手もいたのである。
インドネシアンのマデが飛びこむ。
そして私も...バシャ〜ン!とはいかず、ポチョ〜ン..という感じで。
色とりどりの魚たちやサンゴ、美しい世界が水底に広がっている。
マデは私に素潜りをおしえてくれたが、何度やっても浮いてきてしまう。
彼は3,4mを難なくもぐり、浮かび上がってきては水面でヒラヒラしてる
私に、”You can!it’s easy!”と言う。
トライはしてるんだけどね〜(--;)
重力のない海まかせのヒトトキは心地よかった。
自分という感覚すら薄らいでいくようにも思えた。
クリスがボートにもどり、また釣りへと。それからはアタリはなかったが。
一日釣り三昧・泳ぎ三昧。
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(写真)
バッシャ〜ン!
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ボートを降りるとき、クリスがわたしに
”You are strong,チャイニーズみたいだ” というので
”Thank you!チャイニーズは好きです。”と言うと苦笑していた。
西洋人の明らかなアジア人蔑視はある。
ただ ”It’s Pleasure”楽しみをともにしているときに、人種も国もない
あるのは、個人のキャラクターだと痛感した。
釣り好きな人・マリン・アドベンチャーを楽しみたい人
ラワ―ル・コ―ヴ・リゾートについて詳しくは、こちらまで。
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