インフラ海外拠点インドネシア | 南の島

インドネシア・四方山話 <6>

名前も年齢も同じ女友達



華僑の女友達からの手紙。
{返事を出すのが遅れてしまってゴメンナサイ−−}
月並みな挨拶から始まって、便箋3枚の手紙には女友達特有の
打ち明け話が書かれていた。
 
{私にも結婚するつもりでつきあっていた人がいたけれど、三角関係
(古いね、この言い方^^)になってしまい、とうとう別れてしまった。
あんな思いは2度としたくない。.........
ところで、日本人のボーイ・フレンドを紹介してくれない?}
 
でた!この逞しさだよ。
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チャイニーズ・インドネシアンの
リリィ・グナワン
行動的な彼女・職業は会計士
彼女はジャカルタに住んでいた。’98・5月のスハルト退任の暴動の
時はシンガポールに一時避難していたそうだ。
私がゴールドのピアスをしていたのを見て、
{ジャカルタだと、取られる!}とジェスチャーしてみせた。
彼女たちとは、いっしょにシュノーケルをしてレンタ・サイクルで島を
周ろうとした。砂道なので途中で挫折したけれど。
時間がたてばたつほど、楽しかったことしか浮かんでこない。
笑いがわきでるような、何が可笑しかったのかはよく思い出せないが
手元に残った写真からは明るくあふれだすような笑顔だけだ。
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国内旅行の彼らに
ジョイントさせてもらった。
しばらくして彼女たち一家はバリ島のデンパサールに移り住んだ。
ジャカルタは、ジャワニーズとは違った意味でチャイニーズ・インドネシ
アンの彼女たちには住みにくかったのだろう。
 
世界のどこででも、イデオロギーの違いや権力への集中、何だかんだ
と争いが起こる。
 
死者に花束をたむけた感情のあるネアンデルタール人から進化してきた
「私たち」という種族は、いったいどこへいこうとしているのだろうか...
最近、そんなことをよく考える。

続く