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南三陸にバイオリン歌手+バグパイプ



2012年の秋には、東北被災地には、こういう夕空が多いという。
数日前には、すごくガッチリした虹が出たという報告が、
福島市から南三陸町の数か所からきていた。

この写真は、南三陸町・志津川駅にて。
南三陸のおおもり食堂で、夜またやります。
バグパイプ、バイオリン歌手、ギター。
そしてイギリス人(スコットランド人)
2012年11月9日。19:30。
南三陸の闇夜に向かって、まずバグパイプが唸る。
20メートルの津波が通過していったこの大森地区に、
追悼と鎮魂のファンファーレ。
おおもり食堂の店内で、瀬川牧子のバイオリン。
アイルランドの曲からスタート。
そして、歌とバイオリンに移行するところが、
瀬川牧子が他のバイオリニストと違うところ。
復興商店街などでの気分高揚イベントをトレンドにする先頭牽引役として、バグ パイプ隊が各地に轟音を響かせることになった。バグパイプがすでに通った復興 商店街やその他会場では、他のジャンルの催しもやりやすくなってます。
おおもり食堂は、今日も満席。
スコットランド人のスティーブン氏は、
「こんな体験できるのは素晴らしい」とシャッターを押し続ける。
たしかに、日本人でも、なかなか、これほど庶民空気に満ちた旅をするのは難し
い。これは、音楽隊という芸をもっているチームに同行したからこそ。
ジャーナリスト様として現地を何度訪れても、この空気を体験するのは難しい。

おおもり食堂
高田大輝は、自作曲「都電の走る街」がカラオケで配信されている。
しかし、都電は、南三陸は馴染なさそうなので、
「派遣切りの歌」を歌った。
被災者たちは「俺たち、派遣切りどころじゃねぇだ」と笑ってくれました。
派遣切りの歌はね被災地では、お笑いソングとなりました。
これは、南三陸町袖浜の下道荘の夕食。
南三陸の民宿の食事は絶品ということで、
食堂へ演奏に行くのに、民宿は2食つきにして、
この豪勢な食事を食べてから行きました。
だから、おおもり食堂で、ホルモン丼を注文できなくてすみません。

これで、1泊2食で1人6900円だよ。

続く

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