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バグパイプバブルの警笛4「ワーテルロー」



(加藤健二郎)
戦場のアリア1

バグパイプ部隊が出てくる出てくる、続々と出てくる。 戦場でのバグパイプが最もバブリーだった時代の戦い「ワーテルロー」

近代戦のように、各部隊に1人とか数人という配備ではなく、 バグパイプ連隊がゴソッと前進してくるのだ。

フランス騎兵部隊に突入されたときの防御死守戦闘でも、 バグパイプの演奏は止まらない。
フランス騎兵に斬り殺されるまで、バグパイプ兵は吹き続ける。

演奏しながら死んだ人間の数で勝負したら、バグパイプって、もしかしたら、一 番多いかも? 戦場でなくても、老人になっても頑張りすぎて吹いてると、この 体力系楽器だと、演奏死ってありそう。

この映画の主役は、エキストラ出演したソ連正規軍兵士2万人。 この2万人の中から2000人が、当時の旧式武器の扱いなどの特訓を受けた。

1969年制作1970年公開なので、 米ソ冷戦と騒がれていた時代に、 ソ連軍を使って、イタリア/ソ連の合作で作ったのである。

今の時代に、こんな統制の取れた大スペクタクル・ゼロCG映画作ろうとおもっ たら、北朝鮮軍エキストラだね。

>>映画「ワーテルロー」
出演: ロッド・スタイガー, クリストファー・プラマー, オーソン・ウェルズ, ジャック・ホーキンス
監督: セルゲイ・ボンダルチュク
製作者: ディノ・デ・ラウレンティス

>>バグパイプバブルの警笛 -「戦場のアリア」1
>>バグパイプバブルの警笛 -「戦場のアリア」2
>>バグパイプバブルの警笛 -「戦場のアリア」3

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続く