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バグパイプバブルの警笛(「戦場のアリア」3)



(加藤健二郎/2006.6)
戦場のアリア1

「戦場のアリア」のテーマソングである「親交の賛歌」は、この映画のためにス
コットランド風に作られた曲だ。
「親交の賛歌」の作曲家フィリップ・ロンゼは自ら指揮者となり、撮影現場
(2004年10月のルーマニア)で指揮をして、バグパイプ演奏
と合唱を撮影している。

やはり、現場でのナマ演奏による収録をしたくなるのが、バグパイプの魅力。
本番収録は午前4時からという、深夜の空気感音感へのこだわり。

で、マニア眼が発見した、このシーン。
注目点は、靴の底。
この現代風の靴底は、第一次大戦当時の軍靴には、まだ技術的に使われていな かった。鋲打ちだったはずだとのこと。

つまり、バグパイプに関連するところだけが極端にホンモノ志向なのである。
バグパイプには、人をホンモノ志向にする魔力がある?


(以上写真は、「戦場のアリア」CD解説書より)
>>映画「戦場のアリア」OST(DVD付)
>>映画「戦場のアリア」

>>バグパイプバブルの警笛 -「戦場のアリア」1
>>バグパイプバブルの警笛 -「戦場のアリア」2
>>バグパイプバブルの警笛 - 映画「ワーテルロー」
<バグパイプ関連>

続く