ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

東名高速の堂々たる欠番「No.2」−4



今回、2年ぶりに歩いてみたが、おしゃれな住宅街である成城学園から歩いて数
分とは思えない殺伐とした景観のままである。せめて交通量の多い野川沿いの多
摩堤通りくらいは改修してもよいと思うが、外環ルートができれば、その用地内
に移設することを期待しているせいか、隘路を窮屈そうに大型車が行き交ってい
る。外環ルートの東側にあたる河岸段丘には瀟洒な低層マンションが見られる
が、外環用地である野川左岸は時間が止まっているようだ。

◆地図3
東京外環自動車道(世田谷JCT付近)詳細地図。
(外環道計画図をオーバーラップ。)

◆写真1
世田谷区喜多見6
多摩堤通り(東京都道11号)喜多見大橋から野川河口方向をのぞむ。
左岸堤防左側に東京外環自動車道が予定されている。
写真左側の雑木林の左側あたりで、東名高速から分岐したアプローチランプが地
平に達し、料金所が設置される。その先は外環道のトンネルに進入する。
(2009年10月24日、著者撮影。)

◆写真2
世田谷区喜多見5
野川右岸、茶屋道橋から水道橋方向をのぞむ。
野川左岸の住宅地は東京外環自動車道の予定地内にあたる。外環道本線は大深度
地下トンネル構造なので、このようなケースでも用地買収する必要はないのだ
が、ここは世田谷JCTのアプローチランプが設置されるので、地上の用地を確
保しなければならない。
(2009年10月24日、著者撮影。)

◆写真3
世田谷区喜多見5
東名高速道路、野川オーバークロス部をのぞむ。
このあたりでは、野川両岸に世田谷JCTのアプローチランプが設置される。
(2009年10月24日、著者撮影。)

◆写真4
世田谷区大蔵5
多摩堤通り(東京都道11号)新井橋から、東名高速道路をのぞむ。
世田谷JCTの中央部分にあたるため、開通してもこの景観は変わらない。
(2009年10月24日、著者撮影。)

◆写真5
世田谷区大蔵6
大六天橋から東名高速道路下り線、世田谷JCTアプローチランプ接続部をのぞむ。
接続のための道路拡幅は2箇所あり、左側(写真正面)は、大田区方向からのア
プローチ接続箇所で、右側(写真右)は大泉方向からの接続箇所である。つま
り、前者には接続予定はない。
(2009年10月24日、著者撮影。)

◆写真6
世田谷区大蔵6
大六天橋から東名高速道路下り線、世田谷JCTアプローチランプ分岐部をのぞむ。
下り本線左側の用地に外環道への分岐ランプが設置される。現在は本線の下をく
ぐるような整地をしているが、開通時には本線をオーバークロスする高架橋にな
る。現在はあくまでも管理用通路として流用しているだけである。
(2009年10月24日、著者撮影。)

続く