ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

佐賀県が注目されている 3




◆写真2
伊万里港臨港道路、伊万里湾大橋西側アプローチ部
左側に将来の西行き車線(2車線分)の道路用地を確保している。
伊万里港臨港道路は全線においてフル規格では4車線だが、今回は2車線での暫
定対 面通行で供用した。ただし、全線において4車線分の道路用地は確保して
いる。将来 の西行き2レーンを利用している。東行き2レーンは道路構造によ
りいろいろなかた ちで放置している。土工部は更地になっている。中央分離帯
も供用している西行き分 だけ半分施工している。橋梁へのアプローチ(高架橋
の斜路)は路盤が設置されてい ない。

 もし、未供用(未舗装)の東行きレーンを無理矢理走行すると、高架区間で下
に落ちてしまう。橋梁部(アーチ構造の区間)はフル規格で完成している。もち
ろん 路盤が金属なので保全のため舗装も完了している。西瀬戸自動車道の一部
の橋梁でも 橋の前後区間が2車線だが、橋だけは4車線のフル規格で完成して
いるのと同様であ る。西瀬戸自動車道では一部の長大橋区間においては橋梁部
だけを4車線で供用して いる。伊万里湾大橋はそれほど長くないので、そのよ
うな運用はしていない。

 なお歩道については、橋梁へのアプローチ区間で路盤がないせいもあり、西行
き2 レーンの外側だけを供用している。

◆写真3
伊万里港臨港道路、伊万里湾大橋西側アプローチ部(高架区間)
左側に設置される将来の西行き車線は、高架区間では路面がない。下部(橋脚)
の一 部には着手しているが、桁は載っていない。

◆写真4
伊万里港臨港道路、伊万里湾大橋(橋梁区間)
橋梁区間は左側の路盤が完成している。

◆写真5
伊万里港臨港道路、伊万里湾大橋(橋梁区間)

◆写真6
伊万里市瀬戸町
伊万里港臨港道路
左側に将来の西行き車線(2車線分)の道路用地を確保している。
構造物はフル規格で4車線分完成しているが、土工部は更地である。
【将来】
 さて、伊万里港臨港道路は別名では久原瀬戸線と言う。伊万里市の久原地区と
瀬戸 地区を結ぶ道路ということである。また、新聞報道でも松浦市と福島町の
時短効果 (20分から30分)を謳っている。いずれの都市も臨港道路端点か
ら伊万里湾岸沿 いに進んだところにある。これまで、このリンクでは伊万里市
街まで(伊万里港の最 奥部まで)大回りしなければならなかった。距離で10
キロの短縮である。伊万里市 街の通過は有田川を川東橋で渡る旧道ルートと、
二里大橋で渡る4車線のフル規格に 拡幅された伊万里BP(バイパス)ルート
がある。ピーク時には伊万里BPは混雑す るので一概には言えないが、おおむ
ね伊万里BPルートの方が早いと思う。いずれも 走行してみたが、大型車には
道幅の狭い旧道ルートは不適当だろう。

 どのみち、くだんのリンクは決して多くないので、何らかの主軸級リンクの時
短に 寄与する大系的な効果を発揮するわけではない。伊万里市街は伊万里BP
の南側は丘 陵地で東西方向の道路が存在しない。臨港道路は東西方向の幹線を
補間して、伊万里 都市圏におけるラダーネットを構成する機能を果たすと言え
なくもない。しかし、伊 万里BPの南側の丘陵には西九州自動車道が通過する
予定である。東西方向はこれで 十分である。やはり、臨港道路は伊万里港の港
湾機能向上に寄与するだけとした方が 正直である。

続く