ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

アトランタ・名古屋・ニュージャージー10

 伊勢湾岸自動車道に比べて、名四国道のインターチェンジ間隔が短いことがわ
かる。伊勢湾岸自動車道の豊明ICは双方向連絡のフルインターだが、四日市方
面から名四国道(および連続する知立BP)の刈谷方面へは一つ手前の名古屋南
ICで名四国道に下りても理想的にはそれほど所要時間に差異はないはずであ
る。ところが、アトランタのI85とGA13とは異なり、名四国道は通行料金
不要だが伊勢湾岸自動 車道が有料であるためなかなか理想的なかたちにはなら
ない。
 それでも道路構造は理想的な本線と側線の構造になっている。
 以下に続けて、地上写真を示す。

◆写真N1
名四国道(R23)豊明方向本線。
左側は、名古屋高速3号大高線からR23への出口ランプである。上空は名古屋
高速本線で、右側はR23名古屋方向本線から名古屋高速への入口ランプである。
(2004年8月13日、著者撮影。◆写真N1から◆写真N7までは同じ条件で
撮 影。)

◆写真N2
名古屋南IC、JCT
左側の出口は、名四国道(R23)豊明方向本線から名古屋環状2号
(R302)への連絡路。その上空の高架は、名古屋高速3号大高線都心方向か
ら伊勢湾岸自動車道への亘り線。左側が四日市方向、右側が豊田方向である。名
四国道正面をオーバークロスする高架橋は、東名阪自動車道と伊勢湾岸自動車道
四日市方向を相互連絡する亘り線で、2004年11月現在は東名阪自動車道の
当該区間は未開通なので、この高架橋も供用されていない。右側の高架橋は、伊
勢湾岸自動車道豊田方向から名古屋高 速3号大高線都心方向への亘り線。

◆写真N3
共和IC
名四国道と愛知県道50号名古屋碧南線を連絡するインターチェンジ。左側の高
架橋は、伊勢湾岸自動車道本線。左奥に本線よりやや低い位置に高架橋が見える
が、これは伊勢湾岸自動車道四日市方向から名四国道および県道50号に連絡す
る名古屋南IC出口である。共和IC前後区間では、伊勢湾岸自動車道は名四国
道の北側に独自に 道路用地を確保して高架橋を建設している。

◆写真N4
名古屋南IC、有松IC
左側は、伊勢湾岸自動車道四日市方面の名古屋南IC出口の合流部。この合流に
は県道50号からの入口ランプも合流している。合流の先は有松IC出口であ
る。これらの合流と分流の間の本線左側に高い防護壁が設置してあるが、この下
を東海道新幹線がアンダークロスしている。名四国道の左側が伊勢湾岸自動車道
本線高架橋である。 有松IC先で、名四国道の北側から上空に移る。

続く