◆模式図1
I85、GA13併走区間の各道路の接続配置模式図。
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地上写真と地図、および航空写真でI85とGA13の接続配置は理解できた
だろうか。◆模式図1に配置を示した。複雑な配置に見えるが、これをさらに併
走する2 つの道路関係に着目して模式化してみた。(◆模式図2を参照。)
GA13がI85本線の流れをキープするためにアシストしている様子がわか
る。双方とも通行料金は不要なので、道路状況に応じて自由に亘ることができ
る。沿道の市街化が進行した高速道路を有効活用させるために側線がうまく追加
できた例である。
冒頭で近距離利用時と長距離利用時の満足できる所用時間について記したが、
たとえばI85を連続走行してアトランタを通過する車両はそのまま高速で
I85本線を通過すればよい。しかし、アトランタ郊外から都心までの近距離利
用ならば、早めにGA13に移り、やや速度をゆるめて都心に向かえばよい。両
者がI85を利用すれば本線は混雑するし、都心の出入口も渋滞する。結局、両
者の所要時間が徒に多くなるだけである。近距離利用車両が少しゆっくり行けば
双方にとってメリットが大きい。おそらく、通勤時間帯ならば、I85の都心出
入口の渋滞における待ち時間は、 GA13への迂回時間よりも長いだろう。
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◆模式図2
I85、GA13併走区間の各道路の接続機能模式図。相互連絡箇所に着目して
いる。
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(2)名古屋
伊勢湾岸自動車道の豊明ICと名古屋南IC、JCTの間は一般国道23号
(名四国道)と併走する。アトランタのように広大な道路用地が確保できないた
め共和ICと豊明ICの間は名四国道の上空に伊勢湾岸自動車道が完全に覆い被
さる構造になっている。名四国道は一般国道だが、この区間は連続立体交差で一
般街路とはインターチェンジを介して接続している。正式区分名称ではないが、
準高速道路と言っても問 題はないだろう。
この区間の双方の道路の接続配置の模式図を示す。(◆模式図3を参照。)
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◆模式図3
伊勢湾岸自動車道と名四国道の各道路の接続機能模式図。相互連絡箇所に着目し
ている。
(◆写真N1から◆写真N7までの撮影位置図)
(航空写真のうち、名古屋南IC、JCTが「高速道路と自動車」2003年1
月発行分から引用。豊明ICは同2003年5月号から引用。いずれも工事中の
写真であ る。この区間は2003年3月23日に開通している。)
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