ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

東海環状道工事進捗報告(土岐JCT)4




◆画像7
土岐市泉町久尻
中央自動車道 土岐JCT
岐阜県道土岐可児線高架下から、中央自動車道高架、および土岐JCT高架(東海環 
状自動車道から中央自動車道中津川方面への合流ランプ)をのぞむ。

◆画像8
土岐市泉町久尻
中央自動車道 土岐JCT
中央自動車道中津川方面からの分流ランプをのぞむ。このランプはこのまま左方向に 
せり上がって右にカーブして中央自動車道本線、および中央自動車小牧方面への合流 
ランプをオーバークロスする。中央自動車道本線がすでにかなり高い位置に設置され 
ているが、このランプはさらに2層分上の位置に設置される。
 中央自動車道の深沢川橋梁である。(◆画像9)
 土岐JCTには直接関係のない既存の構造物だが、複雑な地形を縦走する中央自動 
車道の立地条件を理解してもらうために含ませた。

◆画像9
土岐市泉町久尻
中央自動車道 深沢川オーバークロス橋
土岐JCTから小牧寄りに進むと丘陵を切り取りで抜けて、深沢川の深い渓谷をトラ 
ス橋で越える。さらに丘陵を抜けて東海環状自動車道本線をオーバークロスして、土 
岐トンネルに至る。東海環状自動車道との立体交差部は、元々、土岐トンネル詰めの 
丸山の斜面を土工構造だった。東海環状自動車道は、この土工部を削り取って中央自 
動車道をアンダークロスする本線の路盤を構築している。
 東海環状自動車道が横断するあたりの土岐川は、北側は断崖が聳え立っているが、 
南側は河岸段丘になっている。(◆画像10)
◆画像10の右側が、土岐JCT方向で、丸山を削った掘割構造の区間になる。この 
掘割の下で、JR中央線のトンネルがアンダークロスして、その先で中央自動車道本 
線がオーバークロスする。さらにその先で土岐JCTの分合流ランプが接続する。各 
インフラの設置されている高さがわかるだろうか。丸山は3層構造でくり貫かれてい 
るのだ。

◆画像10
土岐市土岐津町土岐口
東海環状自動車道 土岐川オーバークロス橋
前後の丘陵地を滑らかな縦断曲線で連絡するために、高い位置でのアーチ橋になって 
いる。
 中央自動車道は土岐市の北西側の丘陵地帯の尾根を縦貫している。住宅地の裏山に 
あたる箇所で、中央自動車道は尾根を削って路盤を構築している。特に山の反対側に 
は居住地はほとんど存在していないが、高速道路を横断する施設がいくつか設置され 
ていた。◆画像11の撮影地点にもオーバーブリッジが設置されていたが、土岐JC 
Tの工事進捗に伴い撤去されることになった。これまでこのオーバーブリッジを渡っ 
てもこの先には何もなかったが、今後は、土岐JCTの料金所の管理施設へのアクセ 
ス道路として利用されることになる。そのため、新設される土岐JCTランプ部を跨 
ぐかたちで、さらに高い位置に付け替えられる。

続く