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◆画像13は、力石名古屋線西行き車線から県道岩作諸輪線や愛知県立芸術大学方 面への中根IC分岐をのぞむ。力石名古屋線は元々4車線の高規格道路で交通量も多 い。一般的な工事では4車線を確保して進められるが、さすがに愛知万博という大義 名分は2車線への規制も容認させたようだ。2車線規制区間は、名古屋瀬戸道路と並 行する中根ICから万博会場まで、さらに東部丘陵線と並行する八草ICまで連続す る。東部丘陵線は中根ICの西側、図書館通りと交差する杁ヶ池交差点まで続くが、 ここまでの区間は歩道を狭くして何とか4車線を確保している。 ◆画像14は、名古屋瀬戸道路が長久手ICをすぎて、力石名古屋線の中央部に移 る箇所で、東部丘陵線をオーバークロスする高い高架区間である。ここまでは東部丘 陵線が力石名古屋線の中央分離帯に施工されていたが、南側の専用敷地に移り、県道 中央部を名古屋瀬戸道路に明け渡すかたちになる。 力石名古屋線は中央分離帯の広い構造だったが、さすがに4車線の高速道路を設置 するスペースはないので、大きく拡幅されている。拡幅は現道の南側に東部丘陵線の 敷地と一体で確保された。 ◆画像15と16は、名古屋瀬戸道路の高架橋が、力石名古屋線の高さに移行する 区間で、上部工に着手している。スパンが短いのでトラス構造になっている。なお、 東部丘陵線のオーバークロス部はまだ架設されていないが、スパンが長いのでボック スビームになると考えられる。 ◆画像17は、力石名古屋線の前熊東の高架橋から名古屋瀬戸道路へのランプ部を のぞむ。左側の高架は東部丘陵線で、この高架をオーバークロスして地平に至る。き つい坂であることがわかる。 ◆画像18は、力石名古屋線の前熊東の高架橋で、左側の高架は東部丘陵線であ る。この高架橋は、愛知県道215号田籾名古屋線と立体交差するが、元々2車線の 対面通行である。力石名古屋線は4車線だが、このあたりから交通量が少なくなるの で、交差点立体区間は2車線になっている。 少しわかり難いが、高架の左側に水色の シートが見える。これは、増設される高架橋の橋脚の頭部(鉄筋むき出し)の保護用 である。名古屋瀬戸道路の合流により、高架2車線では足りないので車線が付加され る。この先の青少年公園前の立体交差や、国道155号との八草ICでも同様に車線 が付加される。これにより、名古屋市街から八草ICを通り、猿投グリーロードで東 海環状自動車道の藤岡ICまで、4車線以上の本線が連続することになる。なお、猿 投グリーンロードの4車線化、東海環状自動車道の新設ともに愛知万博関連事業である。 |
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