ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

伊勢湾岸6




◆画像4
名古屋南IC、JCT
画面下が北になる。
北側が名古屋高速大高線、画面上から右にかけては伊勢湾岸自動車道である。現在 
(2003年7月)は、これらの区間はすべて開通している。
画面左は東名阪自動車道で、上社JCTを経て東名高速道路につながる。
(JH中部WEBサイトから引用。)
 名古屋南IC、JCTは伊勢湾岸自動車道で最も複雑な線形である。伊勢湾岸自動 
車道と接続するのは名古屋高速3号大高線と東名阪自動車道で、東名阪自動車道だけ 
が未開通である。また、一般道路との接続は伊勢湾岸自動車道四日市方面と名四国道 
(R23)豊明方面、および共和ICを介して愛知県道50号と連絡している。フル 
ジャンクションだが、ハーフインターチェンジなのでわかりにくい。

 ジャンクションの構造は南東から西にかけての伊勢湾岸自動車道6車線が本線で、 
他の2つの自動車道へは亘り線で接続している。伊勢湾岸自動車道豊明方面から東名 
阪自動車道上社方面への亘り線にループ区間があるだけで、他の亘り線は直結タイプ 
になっている。伊勢湾岸自動車道四日市方面の亘り線は、隣接する大府ICと連続し 
ているので、さらにわかりにくい。(◆図7)

 伊勢湾岸自動車道の豊明方面、名古屋高速3号大高線は高規格の名四国道(R2 
3)の上空に設置されている。また、伊勢湾岸自動車道の四日市方面、東名阪自動車 
道は名古屋環状2号(R302)の上空に設置されている。名四国道の当該区間は全 
線立体交差で、愛知県道50号や名古屋環状2号ともインターチェンジを介して接続 
している。つまり、名古屋南JCTに集まる高速道路は、インターチェンジの上空で 
ジャンクションを形成している。

◆図7
名古屋南IC、JCT線形概要
伊勢湾岸自動車道側線の接続がわかりにくいが、画面左(西)方向は隣接する大府I 
Cまでが一体になっているせいである。また、右下(東)方向は名古屋南ICが表記 
しきれていない。上(北)方向の名古屋高速大高線も画面に表記されていないエリア 
で複雑な線形になっている。

◆画像5
名古屋市緑区大高町平根山
伊勢湾岸自動車道、豊明IC方向をのぞむ。(高架区間)
下は名四国道(R23)で、手前の分岐は伊勢湾岸自動車道四日市方面への名古屋南 
IC入口である。奥の分岐は、愛知県道50号名古屋碧南線に接続する共和ICである。
(2003年6月30日、著者撮影。)

◆画像6
名古屋市緑区大高町忠治山
名古屋南IC、JCT
高架1層目は手前から、名古屋高速大高線南行きから伊勢湾岸自動車道豊明方面への 
亘り線である。手前の合流用拡幅部は、東名阪自動車道上社方面からの合流予定部に 
なる。奥は、伊勢湾岸自動車道本線で6車線の幅員がある。
高架2層目は、伊勢湾岸自動車道四日市方面からの名古屋南IC出口である。画面左 
をさらに1キロほど進んで名四国道(R23)、および愛知県道50号名古屋碧南線 
に接続する。
(2003年6月30日、著者撮影。)

◆画像7
名古屋市緑区大高町野廻間
名古屋南JCT
画面左右方向の高架は、東名阪自動車道本線である。現在(2003年7月)は工事中。
東名阪自動車道をオーバークロスする高架橋は、手前から順に、
(1)  名古屋高速大高線南行きから伊勢湾岸自動車道四日市方面への亘り線
(2)  名古屋高速大高線南行きから伊勢湾岸自動車道豊明方面への亘り線
(3)  伊勢湾岸自動車道豊明方面から名古屋高速大高線北行きへの亘り線
である。

 東名阪自動車道をアンダークロスする高架橋は、名四国道(R23)である。
さらにその下をアンダークロスする東名阪自動車道直下を並走するのが名古屋環状2 
号(R302)である。名古屋環状2号は工事中である。
(2003年6月30日、著者撮影。)

続く