ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

亀山連結線(鈴鹿川〜亀山南JCT)3



 東名阪自動車道の四日市JCT付近から亀山ICにかけて、また伊勢自動車道の関 
JCTから芸濃ICにかけては、ゴルフ場がとても多い。多数のゴルフ場の隙間を縫 
うように高速道路が敷設されている。亀山連結線もゴルフ場の敷地にかかっている。 
これはゴルフコースではなく丘陵斜面のコースの裏山に高速道路が通過するかたちに 
なる。裏山でも打ち損じのボールが飛来する可能性があるので、本線上空は網で保護 
されるはずである。もう少しコースに近いルートならばトンネル構造になっていただ 
ろう。高速道路はなぜかゴルフ場には過保護な傾向がある。

◆図6
亀山連結線
伊勢自動車道上り線関JCT分岐アプローチ区間路側から亀山連結線をのぞむ。
名阪国道との交差部から関JCT東側の丘陵区間を通過するが、ここで伊勢自動車道 
本線と合流する。
(2003年5月5日、著者撮影。)

◆図7
伊勢自動車道
関JCTから関TBをのぞむ。
(2003年5月5日、著者撮影。)
 先述のように丘陵の土工区間の標高は、亀山PAの標高に匹敵するので名阪国道か 
ら見ればかなり高い。伊勢自動車道の関TB付近は中ノ川の河岸段丘にあたるため坂 
路になるが、登坂車線が必要なほどではない。

◆図8
亀山連結線
名阪国道オーバークロス部から関TB(伊勢自動車道)までの丘陵区間の施工案内板。
(2003年5月5日、著者撮影。)

◆図9
亀山連結線
鈴鹿川右岸堤防から鈴鹿川オーバークロス部をのぞむ。
(2003年5月5日、著者撮影。)

続く