◆地形図
「5236231亀山(南西)」25000分の1地形図。
亀山ICから亀山PAにかけて、かなりきつい勾配であることがわかる。
(国土地理院WEBサイトから引用。)
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亀山連結線は、谷地を高い高架橋で通過するためサグはある程度解消される。もち
ろん、亀山連結線は高速道路で、接続する伊勢自動車道も高速道路なので減速する必
要はないので問題はない。
東名阪自動車道と名阪国道との連絡は亀山IC料金所を経るので、停車が強いられ
る。長い坂の途中に料金所が設置されるかたちになるが、地盤改良により料金所付近
はフラットになるので、勾配は緩和されるはずである。実は、東名阪自動車道は元々
は高速道路ではなかった。名阪国道と同規格の一般有料道路「東名阪道路」だった。
そのため線形が高速道路規格ではない。勾配がきつく、カーブもきつい。それでも、
名阪国道区間に比べて緩い地形の区間なので高速道路規格に改良することができた。
トランペット型の桑名ICのループ半径は広げられて、今でも古いループが内側に残
っている。おそらく亀山PAから亀山ICまでの急坂区間は、規格の低い名阪国道と
隣接する区間なので、そのままのかたちで残したものと考えられる。なお、東名阪道
路として一般有料道路で開通したのは桑名と亀山の間だけで、桑名以東の名古屋まで
の区間は最初から高速道路規格で設計されている。(ただし、名神高速道路のような
1種1級規格ではなく、80キロ制限の格落ち規格である。)
伊勢自動車道は、最初から100キロ制限の高速道路として設計されているので、
亀山連結線の接続には何ら問題はない。(100キロ規格は久居まで。)
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◆画像6
東名阪自動車道
亀山直結線分流合流部迂回区間。
この付近は斜め左から右にかけて東名阪道本線が通過していた。
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◆画像7
東名阪自動車道
亀山直結線分流合流部迂回区間。
この付近で十分西側に振れているので、右に振れて直進区間に移行する。
撮影時はSTEP2だったため上下線ともに同じ曲線で迂回していたが、今後STE
P3では、下り線は大きく東側に振れることになる。
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◆画像8
東名阪自動車道
亀山直結線分流合流部迂回箇所の直進区間。かなりきつい登り勾配であることがわか
る。画面左側の橋台は、高塚池に続く地道のオーバークロス橋に使用する。この橋は
元々架けられていたが、工事に伴う道路用地拡幅のため撤去された。地道は幹線道路
ではなくほとんど通行車両はなかったため狭い歩道橋のようなものだったが、この橋
台を見るとかなり規格の高い橋になりそうである。実は、すぐ西側に名阪亀山・関工
業団地があるので、ここへの新たなアクセス道路になると考えられる。
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