ヒマヒマヒマヒマモード東長崎外(国内)北海道

戦車兵神博行の札幌散歩5
『日本ハムファイターズ日本一優勝パレード』




『パレード3時間前、徹夜組も居た、気温5度』


 北海道日本ハムファイターズが平成18年日本一を勝ち取った。
3年前北海道に日本ハムが来た時、誰が想像したであろうか?
『警察官の姿がやたらに目に付く、厳戒態勢だ』


 余り野球に興味の無い私が言うのもなんだが、以前の北海道では野球中継は巨
人戦しか放送されず、圧倒的に巨人ファンが多かった。
プロ野球も巨人戦が毎年行われるくらいしか知らない、パ・リーグに至っては全
く知らない。
『緑のジャンパーはボランティアの警備』



 それでも西武の誘致をしていた人達も居たので、正直日本ハムの北海道への移
転は意外であった。
北海道出身の選手が居る訳でも無く、『なんで北海道へ?』と皆冷ややかであっ
たのを覚えている。
『指揮棒を持った警官の後ろに携帯無線機を持った警官が続く』


 しかし日本ハムは努力した、道内各地を周り宣伝に努めた、次第に応援してや
ろうとの機運が広まった。
『紙吹雪が舞い出した』


 それとなんと言っても新庄選手のパフォーマンスが一番注目された。
彼のスター性が野球に興味の無い層まで関心を持ち、今まで北海道の人々が日常
的に野球場へ野球を見に行く風習の無かった所に新しい風が吹き込まれて行った。
『盛大に紙吹雪が舞う』


 そして移転から3年目、年々観客が減ったのを憂いた新庄選手が春に引退宣言
し、札幌ドームへ観客が集まり出した。
日ハムのユニフォームを着た応援の観客の姿をよく目にするようになった。
『札幌消防音楽隊が先導して来た』


 札幌ドームで試合すると滅多に負けない程応援は過熱した。
小笠原選手が出るとイルカを持った応援もされた。
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