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『トーチカ内部』 何箇所か回ったが既に失われたトーチカもあったり、地形が随分変わって畑に ぽつんとあったり、トーチカの形状も個々違ったり、入り口が埋まって中に入れ なかったりする。 写真は92式重機関銃を置けるように台がある、銃眼から見える風景から他の トーチカと連携がとれるように互いの死角を埋めているのが解った。 写真(以 前送ったCD-R)3巻北海道の戦争遺跡0001『鵡川のトーチカ』 勇払沿岸にも トーチカや対戦車壕が現存している、しかしここも保存されているのでは無い。 海岸には大きなトーチカがあったのが解るが崩れていた、港を築港したりして地 形が変わり海没したトーチカもあったとか。 戦後住居の代わりにしていた人もいたとか現地で聴いた。 |
『線路脇のトーチカ』 トーチカが崩れてしまうのは、物資不足でなんと鉄筋が入っていないせいだと 言っていた。 もう戦争にもならない状態だったのだ、このトーチカの持ち主に聴くと土地 (畑)にトーチカがあるのは邪魔では?と聴くと『売ってくれと言う人もいた よ、でも自分の土地と主張するのにあった方が良いというもんだから残してる』 と言う。 |
『鵡川トーチカ』 ここも重機関銃がこのトーチカの装備だったらしい。 戦車乗りとしては動かない陣地で戦うのはどんな気持ちなのかちょっと解らな い、しかし余り良い気持ちじゃなかったろう。 そんな事を思っていたら突然大雨が降出し落雷が…、銃眼には海岸の大きなトー チカ跡が見える、対戦車壕を避け前方のトーチカが撃破されたらここから射撃し たのだろう。 雨で視界が悪く良く見えなくなった、コンクリートはジメジメして寒い。こんな 所で死ぬのは嫌だと思った、実戦で使用されなくて良かったね。 |
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