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機動型となった戦車撃破戦術の全貌




前項の槍機戦術には第3段階が訪れる。  
前のT−72戦車が撃破されてしまった。
隊列としては先頭ではなく、2〜3台目の戦車だ。
このカメラ装着戦車が後ろから撃ったんじゃないからね。 
同胞がやられちゃったことで、前方に砲撃をするが、
この状況、前方から当てられたんではないぞ。
2台目の戦車がやられてるんだから、側面だと、
戦場マニア東長崎機関は思うのだが。
現場へ行かないであーだこーだ言う情けないヤツになっちゃったかな東長崎機関。 
すると、このように、撃つ側からの映像も世界発信されているところが、
シリア戦争の報道公開度世界イチの公正さ。 
撃破後の映像をこんなに落ち着いて録られてるということは、
同胞戦車部隊の反撃射撃は、あさっての方へいっちゃってる証拠。  
反政府側は、撃破の戦術を明かす。
まず、第一は、対戦車ロケット弾射撃手は、待ち伏せ戦術ではない。
監視の兵士から「獲物にできるぞ」という連絡を受けてから、指定された射撃ポ
ジションへ一気に走る。後ろからついて走ってる(右)のは、RPG−28の弾
頭と推進薬を担いでる。景色の変化からして、かなり遠くから走ってる感じ。こ
の部分が戦術的にチョー大事。戦略機動予備理論の思想ね。  
そして、ビルの中の射撃ポジションから撃つ。

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さて、ここから、学びましょう、世界の戦車マン諸君。
陸上自衛隊もそうだし、戦車部隊を持つ正規軍の多くが、
携帯式対戦車ロケットによる戦車撃破戦術は、待ち伏せだと思っていた。
しかし、このように機動戦術だったのである。
つまり、突入する戦車部隊による周辺への弾幕射撃ではRPGの脅威は排除でき
ないということ。

さて、この対戦車機動戦術に対抗するためには、戦車君たちはどうすればいい
か。次の段階が楽しみだね、自由報道公開度世界ナンバーワンのシリア戦争。

(このページのシリア戦争画像は、ユーチューブ等からのパクリです) 

続く