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戦車兵神博行の自衛隊チェック106

(航空自衛隊の警備)


『航空自衛隊の軽装甲機動車』


 北海道の陸上自衛隊の軽装甲機動車はイラク派遣により、一時とても少なく
なっていた。そんな中、航空自衛隊千歳基地に平成17年に軽装甲機動車が配備さ
れた。やはりテロ警戒のための増強であろう。
しかし陸上自衛隊と色は若干違うようだ、大した違いじゃないが。
『航空自衛隊千歳基地の警備車輌』


 上部にMINMI5,56mm機関銃を車載されている。
陸上自衛隊では分隊支援火器として採用されている。
米軍の陸軍や海兵隊もM249の名称で採用されている。
ベルギーのファブリック・ナショナール社の機関銃だ。
航空自衛隊の警備は陸自の警営隊と違って専門の警備部隊が守っている。警営隊
も特別勤務で訓練では無く実戦だが、航空自衛隊の警備も常に実戦で警備してい
るのだ。
『警備犬』


 航空自衛隊の基地を守るのは人間だけでは無い。
警備犬も採用され、航空自衛官が犬の訓練をしている。
陸上自衛隊には犬や馬、鳩などは採用されていない、旧軍とは違うのだ。
航空自衛隊の基地は面積も広いのできっと警備犬も必要なのだろう。
『警備犬も基地を守る隊員だ』


 私が戦車連隊に勤務していた頃、毎週のように週末に警営勤務に就いていた事
があった、まだ警営手当てなんて無い頃の話だ。
 そんな頃駐屯地の表門の哨舎に犬の親子が住み着いていた。
毎日いろんな部隊が交替で警営勤務に就くため無責任に餌を与えていた。自衛隊
で飼っている訳では無いが住み着いていた、それじゃ問題があるので保健所が捕
まえに来ていた。
その日の朝、親犬が子犬と散歩しているのを裏門立哨中に見た、悲しいね。

続く