『陸上自衛隊の航空部隊』


　陸上自衛隊の職種に航空科があるのは、自衛隊チェックでも紹介したので御存
知だろう。
航空部隊はその航空機、つまり主力のヘリコプターを操縦するパイロットだけで
無く、後方支援する整備員とか気象観測とか多岐に渡っている。
一口に航空部隊と言っても多種多様である。

『燃料を運ぶ給油車』


　ヘリコプターは飛行場だけに着陸するものでは無い、特に自衛隊のヘリは演習
場だけで無く、駐屯地にも着陸する。
着陸する場所に先行しヘリに燃料を補給する隊員も存在するのだ。
戦車のようにドラム缶から戦車乗員が自ら燃料補給するのと違い、ちゃんと補給
してくれる隊員がやってくれる。

『ヘリに燃料補給する』


車部隊にも補給小隊があるが燃料補給のため給油して貰ったことなど無い、燃料
を某駐屯地から輸送して来る時（作業員も当然戦車乗員がやる）とか集積所に輸
送して来るまでだろう。
正規には違うのかも知れないが、戦車乗員が自らやるのが現実だ。

『航空科の隊員の識別帽は顎紐がある』


　戦車では何もしない乗員を見ると『お前はパイロットか！？』と怒鳴られる。
　駐屯地のヘリ離発着場所には吹き流しがあり、ヘリの離発着時には消防車が待
機している。

『対戦車ヘリの機体横に機附の名前が書き込まれている』

　航空機だけで無く、戦車や車輌には基本的に車附がいる。
正規の乗員だ、しかし航空部隊の場合は整備員やパイロットも含めて機附なのだ
ろう。戦車は基本的に乗員が整備するのだ、もちろん車検準備もやる。