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『第一地対艦ミサイル連隊の地対艦誘導弾発射機(SSM)』 ここの駐屯地は第一特科団と71戦車連隊が駐屯している、訓練展示は重火力の 方面特科の装備である多連装ロケットシステム、地対艦ミサイル、203ミリ自 走榴弾砲などがあるし鉄牛連隊として知られるバッファローのマーキングの71 戦車連隊の90戦車も参加した迫力のある訓練展示が見られる、この装備と同じ 物が見れるのは上富良野駐屯地くらいだ。 この駐屯地祭は以外と見物客が少ない、とはいっても結構お客さんはいたが東 千歳駐屯地や真駒内駐屯地、第2航空団の航空祭と比べるとけっこう穴場なのか も知れない。 |
『地対艦ミサイルのレーダー』 地対艦ミサイルは洋上の敵上陸部隊の艦艇を100キロ以上離れた内陸部から 攻撃する。 88式地対艦誘導弾は山や谷などの地形に隠れた場所から艦艇に向けて発射す る、プログラミングされたコースにしたがって地形に沿って迂回して進み洋上に 出るとアクティブレーダーホーミング方式に切り替わる。 低高度で飛翔し目標を追尾し命中する。 |
『88式地対艦誘導弾発射! 煙りは戦況現示』 車載式で6基のミサイルランチャーが搭載されている、有効射程は百数十キロ も飛ぶ。 着上陸部隊を阻止するのがこの地対艦ミサイル連隊の任務だ、しかしこの装備 はもともと航空自衛隊のF−1支援戦闘機が搭載している80式空対艦誘導弾 ASM−1をベースに8年かかりで開発された。 この地対艦ミサイル連隊は美唄と上富良野にもあるが、編成された頃、私の戦 車中隊からも2名この地対艦ミサイル連隊に転属していった、通信陸曹として だった、陸士の転属もあった実家が美唄だからだった。 |
『多連装ミサイル』 以前紹介したMLRSも登場、もちろん実弾は発射しない。 |
『87式砲側弾薬車(自走砲の横付けされた車)』 主に203ミリ自走榴弾砲に随伴し、弾薬を運搬する支援車輌。 203ミリ自走榴弾砲の砲弾は一発90キロ、これを50発を積める。 車体に取り付かれたクレーンで10発の弾薬を吊り上げることが可能。 |
『弾薬車前』 |
『弾薬庫』 |
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『203ミリ自走榴弾砲の空砲射撃』 この射撃をいつも撮影しようとするが、ピントがぼけたり音があまりにも大き くて失敗してしまうこともしばしばある。 結構迫力があり、他のロケットやミサイルは『こういう行動をしますよ』と訓練 展示しているのに比べ、『これぞ砲兵』との力を見せ付けてくれた。 空砲専用 装薬(青色)にコルクを入れる砲弾の代りだ、戦車や155ミリの自走砲だと紙だ。 コルクを入れても粉々になりコルクが飛び出し塊が落下することは無い。203 ミリ榴弾砲の空砲の音は実弾とはかなりはっきりと違う、実弾だと轟音なので耳 栓無しでは無理で号令を聴く者も細心の注意をしている、空砲の音は装薬も実弾 より少ない量なので実弾よりは音は小さい。 |
『射撃後砲尾から硝煙が出てる』 砲兵ならでわの射撃だった、乗員5名、1門の操作人員13名。 最大射程は噴進弾で30キロ、通常弾で24キロだ。 |
『地対空誘導弾 改良ホーク(改善・型)』 敵の航空攻撃に対し偽装していた地対空誘導弾が姿を現し攻撃。 |
『弾薬車上の重機関銃の対空射撃』 ホークの攻撃をかわして侵入した攻撃ヘリに対し一斉に89式砲側弾薬車の キャリバー50(12.7ミリ重機関銃)が一斉に火を噴く。 キャリバー50は戦車や装甲車等いろんな車輌に装備されている重機関銃、世界 中で使われいる名機関銃だ。 戦争中アメリカ軍の航空機に装備されていた古い機関銃だが、部品が少なく故障 が少ない、どこかの国産機関銃とは偉い違いだ。 なおキャリバー50は空砲装置を付けて空砲射撃をする、空砲装置無しでは連 射が出来ず一発しか射撃できない。 |
『携帯地対空誘導弾(スティンガ)』 写真では解りづらいが、徒歩の隊員がスティンガを構えて対戦車ヘリを攻撃し ている。 重量10トン、スティンガは戦車部隊や野戦特科にも対空装備として配 備されている。 戦車中隊では中隊本部要員が装備している。 |
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