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対テロ合同実動訓練4

(撮影・文/神博行、自衛隊チェック38)


自衛隊員は小銃を装備し、道警の部隊は機関拳銃(サブマシンガン)を装備して
いた。降下後、部隊は団子状態になりながら行動していた。先遣部隊として降下
した部隊は、まず降着地点を確保する。

自衛隊部隊と警察部隊が一塊になって共同で動いていた。
今回の仮想敵は、ロケット砲が武装した工作員が北海道に上陸したと想定してい
るめのだが、こんなに密集隊形でいては、ロケツト砲一発で終わってしまうのでは?

野戦の戦闘では、「密集するな! 散開しろ!」と叫ぶ普通科部隊指揮官ほ見た
のを思い出す。

道警ヘリが上空て警戒

本隊か来るまで着陸地点を確保する。
道警ヘリと自衛隊ヘリが飛んでいた。
この数日前もヘリの音がうるさかった。
本隊を乗せた自衛隊ヘリ2機が飛来してきた。
このときは、道警のヘリは来なかった。

今回の訓練は、「部隊輸送訓練」。現地で陸自と道警が進路調整を行う「共同調
整所の設置訓練」、車輌で移動する武装工作員への「共同検問訓練」、ヘリ同士
で映像や情報を共有する「通信訓練」は非公開となった。理由は、「訓練内容が
わかってしまうと、武装工作員側が対処してしまうため」とか。

続く