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対テロ合同実動訓練1

(撮影・文/神博行、自衛隊チェック35)


2005年10月20日、札幌市の真駒内駐屯地にて国内初の治安出動を想定し
た北海道警察と陸上自衛隊との共同で対テロ合同実動訓練が実施された。訓練の
目的は、テロの脅威が高まる中、警察と自衛隊の役割分担を明確にし、連携の問
題点の洗い出しだ。
前日の訓練風景

前日から、訓練が見学できないか探っていたが、予行練習もなかなか見れなかっ
た。しかし、警察官と白バイやパトカー、迷彩服の自衛官が装甲装輪車等の舞う
に整列し隊容検査を受けている場面は外柵から見れた。
このときはまだ警備が少ない。


翌日は警官と防弾チョッキを着た自衛官が一緒に真駒内駐屯地の営門前に並んで
警戒していた。外柵沿いには私服警官か警戒に当たり、信号機のある場所には私
服の警官がトランシーバーを携行して警戒していた。どうやら信号機を操作して
いるらしい。

北部方面輸送隊の車輌を目隠しのために置いて、駐屯地内が見えないように隠す。


昨日までなかった北部方面輸送隊の長いカーゴが数台駐屯地の訓練展示会場が見
えないように駐車されていた。訓練を見ようとして駐屯地を覗いていた人を私服
警官君が退けていた。

外柵が邪魔で撮影に失敗、自衛官と警官が整列している。

自衛官でもこの訓練に関係のない者は会場付近をウロチョロしないように達しが
あった。マスコミには公開したが一般には厳戒体制で、訓練を見学するのは不可
能な感じがした。私のカメラでは望遠レンズもなく、かりに大きな望遠レンズの
カメラを持ってウロチョロしていたら撮影できなかっただろう。

へたのことをしたら逮捕されかねないくらいの緊張感があった。

続く