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第11戦車大隊(士魂戦車大隊)の74式戦車
士魂の2文字がマーキングされている74式戦車といえば、真駒内駐屯地にある
第11戦車大隊だ。
前方のある黒い物体は、105ミリ戦車砲の擬製弾。
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105ミリ粘着榴弾の擬製弾
重さ24キログラム。この擬製弾を使って戦車砲弾の装填訓練を行う。
「砲種粘着奥の台戦車」と車長が号令をかけると同時に装填手は弾種を選ぶ。
徹甲弾か機関銃かも、よく号令を聞いて瞬時に判断し4秒以内に閉鎖機へ砲弾を
叩き込む。その際、装填手は拳骨で弾を力いっぱい叩き込んで素早く装填スイッ
チを押し「装填よし」と叫ぶ。
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90式戦車のヒート弾、徹甲弾の擬製弾
ちなに、90式戦車の擬製弾は、先が尖っているのが徹甲弾、そうでないのが
ヒート弾。自動装填なので装填手は存在しない。
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戦車に積んでいる物
戦車の左側は、「油器具箱」と「予備品箱」。「油器具箱」の中にはグリスポン
プ、つまりグリスを入れる器具や漏斗などの整備に関する器具が入っている。
「予備品箱」き電灯などの電球の玉とか、そうたいしたものは入っていない。
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左側車体に付属している物
砲塔の下に車体があるのだが、ここに付属しているものは、見たとおり土工具が
ついている。円匙(えんぴ、スコップのこと)、10ポンドハンマー、オノ、十
字鋤(ツルハシ)などがある。
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