インフラ国内北海道

ツールド北海道観戦記 その2

(写真・文・早川友章)

9月12日の第1ステージは釧路市〜羅臼町知床峠の176Km
峠の頂上ゴールというのは差がつきやすく通好みの設定。
この日の峠頂上は深い霧の上、風があり寒かった。
後で聞いたら5度程であったとのこと。
知床峠より見る国後島

百聞は一見に如かず!あれは日本国固有の領土です!と誰もが
単純に感じるだろう知床峠。
宗男問題も下火の今、北方領土問題はどうなったのだろう???
これはまたしても外務省がしでかした歴史に残る大失策かも?
昭和以降国益を一番損なっているは外務省じゃないのかな?
・・・と柄にもなく外務省に腹が立つくらい国後島は目と鼻の先!
頂上では携帯は圏外。写真の特別な機材を使っていた。

本部では無線でレースの展開を把握。マイナー競技のいいところは
競争率がとても低いので横で聞いていても全く咎められないこと。
先頭は単独ゴールのモーリ・シモーネ選手(日本鋪道チーム)
160キロほど走ってきて最後の約17キロの700メートル程を
駆け上がる。それが速い速い。トップの平均時速は39.6km/h。
後ろの緑のジャンバーの応援は動員のかかった?日本鋪道関係者。
観戦者はまばら。Jリーグ前のサッカーよりも下かも???
ちなみにシモーネ選手の足、一般成人男性より絶対細いです。
ローディーは競輪選手とは違い足は細いです!
ダイエットするなら自転車デス!(注:こぎ方が悪いと太くなります)
集団ゴール風景。あっというまに目の前を走り去るので
ホント一瞬の楽しみである。
ちなみ先頭ゴールから20分以後はタイムアウトで失格となるので
一カ所の観戦は20分以下。
一網打尽。羅臼の川を上る鮭の捕獲風景。

続く