インフラ海外拠点インドネシア | 南の島

Ke Pulau MOYO  モヨ島へ




 インドネシアの国立公園・モヨ島。 ここには高級リゾートホテル、アマン・グループ
の「アマン・ワナ」がある。島の大部分は野生のシカやイノシシが徘徊する、人口数百人
の自然島。
 ビラという果物。皮が硬く、コンクリートに叩きつけて割った。乾燥に適応して、水分
を逃さないため 硬い皮になったのか。中身はみかん同様、房になっている。が、みずあ
め状で糸をひく。そして味はない。

 じゃ、どこを食するかというと硬ーい皮と実のあいだの部分をスプーンですくって食べ
る。水気はなく、パサついている。味はマルキッサ(パッション・フルーツ)

 きれいにすくって食べたあとは皮をコップとして利用。ほんのりビラの味が残って、
「おぉビラ・ジュース!」

 何もない場所にくると何気ないものに大げさに反応してしまう。

 柿みたいにプラッと枝にぶらさがってた果実を、石や木切れを下から投げて自分で落と
したのだ。

 命中させたときは子供のように喜んだ。 喜んでいる私をよこに、ラヒッおじさんは猿
みたいにスルスルとビラの樹に登り、枝を揺すってビラを落としてくれた。

 ボトッ、ボトッ、ボトッ  無数のビラが土けむりをたてて落ちた。
  

 夜は闇。聞いたこともない鳥の鳴き声。クチン(ネコ)が私たちの夕飯の魚目当てに一
匹よってきた。

 星は壁紙みたいに天に貼りついていた。つくりものじゃないか....と思った。

 スンバワのアイル・バリからモヨ島のタンジュン・パッセルまでボート・チャーター、
一泊二日、食料・毛布込み400,000Rp.(約・5700円)  
他、50,000Rp.(約・700円)心づけとして。

国立公園、Moyo島に行くには事務所に 氏前、日にち等を告げに行かなければならな
い。プロのガイドが必要。


続く