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戦場カメラマン10人の渾身の1枚/FLASH




週刊誌「フラッシュ」(2011/2/8号)で、戦場カメラマンバブルに乗じた1
0人厳選特集が掲載された。
ニカラグアのジャングル戦(黒井文太郎)と、リベリア内戦(高橋邦典)。
渾身の1枚ということで、各カメラマンのこだわりや方向性、レベルがわかりやす
い。
ただ、文太郎ちゃんのこだわりの1枚は、これではなく「ボスニア砲撃戦での至近着
弾・負傷」だったとおもうのだが、編集部がこっちを気に入ったのかな?
アフガン首都陥落(原田浩司)と、タイ反政府デモ(宮嶋茂樹)
「人を食ったような言葉」と悪印象でスタートの戦場野郎トークの中で、最も戦場マ
ニア度オタク度の高いカトケンの言葉が好感度になってしまった。
「戦場写真は、最高の瞬間を切り取ること」が、カトケン式。
発砲炎の瞬間にこだわったカトケン(加藤健二郎)のチェチェン戦争。
戦場マニアにとっては、撃ってる火が写らなければダメっ!。

当時のフィルム式カメラでこの発砲炎を捉えるには、銃機に関するマニアオタク知識
と慣れが求められた。最近のような、デジタル連写や映像からの静止画起こしではダ
メだった時代。

デジタル高画質の時代になってからの写真と比較すると画質も悪くピントも甘いが、
こんな古い写真でも、現代の現役若者たちの写真と同列に並べたこと、ハッピーハッ
ピー。
タイ反政府デモ(郡山総一郎)と、アフガンの葬式(久保田弘信)
アブハジア戦線の負傷兵(常岡浩介)と、イラクの子供(村上和巳)と、アフガンの
米軍駐留地(渡部陽一)。
渾身の1枚:瞬間マニアのカトケンと趣向の差が出る。
戦場といえば、女話をぬきには、真実は語れないはずなのに、これをちゃんと語るの
はいまだにカトケンだけらしい。他の方々は、「・・・こういう人がいた」「僕の知
り合いの・・・が」と、他人を主語にした話ばっかり。

以下の「女性兵士」(講談社文庫)は、ちゃんと、自分の体験に基づいてあんなこと
やそんなことも書いてます。