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東北被災地テーマにした小説 「ブラック・ウェーブ(黒い魎)」は、 アメリカで英訳されて出版されることになった。 2013年3月だ。 |
被災地小説は、当事者意識のある日本人にはなかなか受け入れてもらえず、 あまり売れなかったのだが、アメリカの翻訳会社が飛びついた。 「ブラック・ウェーブ(黒い魎)」岡崎大五:著 |
著作者の岡崎大五が、英訳出版について語る。 被災地をテーマにするとなると、被災地バグパイパーの存在は欠かせないものに なってしまった。だから、バグパイパーは絵にまでなった。 「ブラック・ウェーブ(黒い魎)」でも、 凄いシーンで突然登場する。 だが、報道カメラマンは、 こういう「撮りたい写真の意図を乱す目立つヤツ」がいた場合、 撮影画面からハズし、いなかったことにするよう教育されているという。 (共同通信カメラマン談) 小説家の岡崎大五は、 「バグパイパーがいたから小説の中に書いたんですよ」と。 小説家と報道カメラマンと、 どっちが事実を重視する職業なんだっけ? |