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1958年作の「渦中の華」。1958年といえば、イラクでファイサル国王殺害
のクーデターが起こった年。そして、またイラクで血が流れる・・・
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奇怪で摩訶不思議な高山ワールド。
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題名不詳。高山版「ゲルニカ」の感。油彩展示作品の額の大半が、 高山画伯の手作りだ。手先が器用で、立体作品も数多く残している。
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会場には、平成「ウルトラマン」シリーズの脚本を手がけた、円谷プロの 右田昌万氏の姿も。右田氏は、俳優としても活躍中。 ちなみに、8月に映画で登場する新しいウルトラマンは女性だそうです。 バグダッドにいる、ふにゃシェルコ(常岡浩介)ちゃんよ、もう私を「ウルトラの母」 などとは呼ばせない。「ウルトラマン」とお呼びなさい!
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題名不詳。1962年作。高山画伯は、日頃愛用している道具も、モチーフに
取り上げた。道具と生き物が結びついたような、ユーモラスな作品。
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これも不思議な水彩画。高山作品には必ず顔が見える。
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1977年作の「騒々しい沼で」。晩年の代表作の、沼をテーマにしたシリーズ
の一つ。高山芸術の特徴は、晩年まで成長・進化を続けながら、独創的な
世界を構築したこと。これほど柔軟な芸術家は希有である。
高山良策展は4月1日まで。11:00am〜6:30pm。水曜休廊。
最終日は、5:30pmまでです。
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