活動活動報告

反戦画家・高山良策展 1



 イラク戦争が開戦した3月20日、池袋の画廊「アーティスト ガーデン」で
ある反戦画家の個展が開幕した。

 1982年に没した高山良策は、日本美術界で異端を貫いた前衛画家。
生前は、芸術家としてよりも、むしろ、初期ウルトラ・シリーズの怪獣や、
『大魔神』の造型家として名を馳せた。彼の手による怪獣は、異形の者へ
の慈しみに溢れ、近年はその芸術性も高く評価されている。
 彼の作品は、生涯を通じて変幻自在な進化を遂げたが、その根底には
常に反戦と反骨の精神が流れていた。
池袋駅西口徒歩2分の第2三笠ビル前の看板。「高山良策展」は8F。
会場入り口。同展は、画廊「アーティスト ガーデン」のオープニング記念展でもある。
晩年の故高山画伯。山梨県に生まれ、10代半ばで上京、独学で絵を学ぶ。
21歳で、2年間兵役で中国へ。出征中、勲章を授与されたが、終戦直後に
自宅のアトリエで「戦争はイヤだ」といいながら、金槌で叩き割ったという。

彼はシュルレアリスムの影響を受けながら、精力的に様々な表現を試みた。
今回の展覧会は、1950年代の抽象画を中心に展示。
高山氏自身は、その情熱的な生き様とは対照的に、とても穏やかで控えめな
人。鋭くも温かい目と、大きな手が印象的だった。
おしゃれな画廊「アーティスト ガーデン」をオープンさせた、岡本夫妻。
岡本英郎氏(右)は、平成「モスラ」シリーズのデザイナーも務めたイラスト
レーターで、岡本美子氏(左)は、童画作家です。
ギャラリー使用料もお得な設定なので、何かの節にはぜひご利用を。
尚、高山良策展は4月1日まで。11:00am?6:30pm。水曜休廊。
最終日は、5:30pmまでです。

入場無料、東長崎にも近いので、池袋にいらした際は、立ち寄ってね。

続く