活動報告




東京電力・刈羽・原子力発電所を訪問(2)




針葉樹林帯に囲まれ、日本庭園や展望台まである
風光明媚さに加えて、出歩く人々がほとんどいない。
煙突から煙が出るわけでもなく、騒音や震動があるわけでもない。
所内ジオラマ(上)と入り口のひとつ(右)
ジオラマ中央の丘は展望台なのだ
 これが、刈羽原子力発電所の外の姿である。
しかし、海側排水口の近くは、車の中から出て歩くことは禁止、
施設のフェンスに近づくと自動監視カメラで警報が発せられる。


広大な敷地内は、ギャルが車で案内してくれる。
日本庭園の近くには南青山通りもある。違和感があるのは、人の気配がまったくないこと。
普段は数千人が働いているそうだから、休日の丸の内を見ているようなもんだね。
海側排水口(左)

温まった日本海水が勢いよく出てくる。
左に出っ張ってる機器は放射能測定器。
冷却のために、発電所内へ行って戻ってくる巨大な海水用パイプがある。
日本海の海流を変えてしまうくらいの勢いがあるため、
取水口も排水口も防波堤のようなものがある。

排水口は石垣状の堤防なので、隙間から紛れ込んだ稚魚が
温かい排水口プールで育ってしまう。
大きくなると隙間から出て行けないもんね。
この天然養殖場で開かれる釣大会は、抽選になるほど付近住民に人気らしい。
雷多発地域ならではの活躍率の避雷塔(左)とお土産?のウラン(右)
施設の中に入るときには、所持品チェック以外に、体重チェックがある。
持ち込んだ爆弾を施設内にセットしたり、中のモノを持ち出した場合に
体重差からチェックできるということらしい。

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