ヒマヒマなんとなく感想文|

映画「グリーンブック」

(加藤健二郎 2019.3)


 黒人差別がふつうに行われていた1960年代の米国南部を旅するテーマ。 この映画を観て、カトケンが、アパルトヘイト(人種隔離)政策下南アフリカ に滞在していた1989年〜の約5か月間のことを思い出した。

 黒人友人を連れての寝台夜行列車での旅。黒人解禁直後の白人専用ビーチへ 黒人と遊びに行ったときのこと。カトケンが賃貸で住んでたアパートが黒人 訪問客禁止だったこと、黒人街にある白人専用パプ、などなど・・。

 えっ?、カトケンのアフリカ体験じゃなくて、映画は?ってか。映画は、興 味あるなら観ればいいわけで、カトケンのヘタなネタバレなんかより。。

 当時の南ア共和国長期滞在は、条件が厳しくてお金もかかり、そのワリには 特に楽しめたわけでもなく、あまりパッとしない青春の思い出だったが、 グリーンブックを観たことで、あのときにムリしてアパルトヘイトを体験した ことは、自分の人生の宝物かも、と思えたのでした〜30年の歳月を経て〜

(加藤健二郎)


続く