ヒマヒマなんとなく感想文|

北朝鮮化する韓国

(加藤健二郎 2017.10)


韓国が日本は、なぜ、ここまで嫌うのか。

それを、韓国人の気質や人格、文化、などのせいにして、日本人の側からの韓国を 嫌う流れになってきている。その裏には、北朝鮮による韓国に対する50年以上に 及ぶ地下工作が大きい。韓国人自身が、反日になり反米になって、自国にとってもっとも大切な同盟国を遠ざけてしまっている。北朝鮮の狙い通りだ。
 軍事力による正面対決では韓国を陥落させられないことを理解している北朝鮮は、 思想工作によって、韓国に浸透し、もはや、それらの「北からの浸透」は、韓国の 法律を民主主義的手続きによって作り変え、有事の際に役に立たないよう骨抜きに されている。ソウルの大学内には、左翼思想系のサークルが乱立し、北朝鮮に親しみを抱くような思想の勉強会が盛んだと、カトケンの旧友の統一教会幹部くんも言っている。

 韓国の経済国力の根幹である民間企業で、労働運動のような反権力闘争を激化 させ、韓国の経済力をダウンさせた。外資は韓国から引き揚げ、力のある韓国企業 は、企業の重要部分を外国へ移し、資本を韓国の外へ流出させる。これも北朝鮮の 狙い通りだね〜南朝鮮の弱体化空洞化。

 北朝鮮は、韓国人の世代交代をうまく利用し、北朝鮮に親しみを感じ、日本と米国 に敵意を持つ世代層を創り上げた。

 この本が、今から13年前の2004年発行物であることにも意味か大きい。新しい情報ばかり追っている人、こういうふうに中途半端に古い本には見向きもしない。

思想戦争は、50年100年の計で、深く静かに浸透してゆくもの。もう、北朝鮮は、韓国内で非合法工作を起こす必要はない。合法的に韓国人が韓国を北朝鮮化してくれる。


続く