2014年9月18日は、スコットランドが大英帝国から独立するかどうかの投票日。スコットランド×イングランドの戦争は約500年。その初期の戦争を描いたのが「Braveheart」。勇敢なるスコットランド戦士がいる反面、売国奴の執念に長けたスコットランド人も多いことがちゃんと描かれている。勇者がいるから売国奴は、自国を高く売れ、裏切り者がいるから勇者が伝説になる。 勇者 も裏切り者もスコットランド人。
傀儡政権の存在必要理由、領土領民の繁栄とは戦うことなのか屈することなのか、など「独立」という意識にほど遠い歴史を演じてきた日本人には、今回のスコットランド独立投票を機会に観てみるのもいいかもしれない。「独立は損得ではない」「いや、感情的な独立よりゼニ金の損得だ」。世界植民地支配の冠たる大英帝国の中の決勝戦は、アジアやアフリカでの遠征試合よりも壮絶な戦 いだったかもしれないね。勝者にとっても敗者にとっても。
「負けても巧みな戦いで徹底抗戦した者には、一定の権利が与えられる」という。日本国内の各都道府県には、一定の権利などなさそうだ。
今年2014年)の日本の歴史考証イベントでは
「Braveheart」は人気 |