【名古屋瀬戸道路】
名古屋瀬戸道路は、わずか2.3キロの自動車専用道路だが、2005年3月開催
の愛知万博のメイン高速道路アクセスである。工事は順調に進行しており、2003
年8月現在は、ほぼ全区間において上部工に着手している。下部工だけでは工事進捗
がわかりにくいが、梁が架けられると一見して進捗がわかるようになる。開通への期
待も高まる。
2005年3月まで、あと1年半である。同じく愛知万博開催に間に合わせるべく
工事が進められている常滑市沖の中部国際空港は、2005年2月に開港することが
決定している。名古屋瀬戸道路も愛知万博開催前に開通するかもしれない。
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◆地図1
名古屋瀬戸道路撮影位置図。
緑線は工事中区間、黄緑線は計画区間。
青線は東部丘陵線。
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日進JCT(ジャンクション)の工事は、全区間の中でも特に進行が早い。(◆画
像1から◆画像5まで)
最も複雑な構造物で、重交通の東名高速道路との接続ジャンクションで、将来は名
古屋瀬戸道路が日進市街地方面へ延長されるため全方向へ接続することになる。愛知
万博までには長久手方面のみが開通するが、ジャンクションの構造物はおおむね全貌
がうかがえる。
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◆画像1
(◆画像1から◆画像12までは2003年8月25日、著者撮影。)
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◆画像2
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◆画像3
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◆画像4
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日進JCTの構造物は、東名高速道路のオーバークロス部以外はコンクリートで施
工されている。変形タービンで、ジャンクション専用敷地に施工されているので、高
い橋脚や、長いスパンの梁が存在していない。そのためメンテナンスフリーの構造物
を採用できたと考えられる。薄い梁なので、コンクリート構造特有の重厚感がなく、
案外スレンダーに見える。
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