◆航空図2
阪神高速森小路線、上り線森小路ミニPA、下り線森小路出口。
(「阪神高速道路公団三十年史」から引用。)
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◆地図2
阪神高速森小路線森小路R、森小路ミニPA位置図
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都市高速道路には、計画的に建設された休憩施設ではなく、何らかの理由で空いた
平面を利用している箇所がある。阪神高速道路では、集約料金所の広いスペースの端
に位置する3号神戸線の尼崎ミニPA、本線予定地に位置する14号松原線上りの三
宅ミニPAがある。三宅PAの前後は、阪神高速大和川線との併用区間で6車線分の
本線が確保されているが、松原線だけの供用をしている現在は4車線を使用して、左
側の車線を暫定PAにしている。大和川線は現在建設中なので、いずれは撤去される
ことになる。
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◆画像6
大阪市旭区高殿6
阪神高速(12)森小路線
国道1号城北橋西側から森小路R方向をのぞむ。
(2003年7月21日、著者撮影。)
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先述のように城北運河の幅員は40メートルだが、森小路線が架設されている区間
はかなり狭く感じる。(◆画像1と◆画像6を比較。)
当初は、運河内の両岸側に橋脚を立てたかたちだったが、河川改修により橋脚の幅
の分をコンクリートで固めている。また、両岸には歩道、自転車道が設置され、一部
の箇所では運河まで近づくことができる。いわゆる親水公園なっている。運河の幅員
は半分になってしまったが、運河の本来の目的である工業用舟運の需要はほとんどな
くなったということだろう。
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◆画像7
大阪市旭区大宮1
旭区役所前から城北JCTをのぞむ。
左側の高架は森小路線、右側へのカーブは守口線。
(2003年7月21日、著者撮影。)
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◆画像8
大阪市旭区中宮1
阪神高速(12)森小路線、(12)守口線、城北JCT
左側から高架1層目は森小路線上り、2層目は森小路線下り。
右側からのカーブは守口線上り。
(2003年7月21日、著者撮影。)
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守口線は、城北JCTでほぼ直角にカーブしている。下りでは、真東から真北へ進
路が変わる。(正確には東南東から北北東への移行だが、直角カーブには違いない。)
ところが、上下線ともに曲率半径は大きく、カーブはかなり緩和されている。
平面の線形では森小路線が直進にあたるが、交通量の多い守口線が本線扱いになる
ように車線規制されている。下り線の森小路出口利用車は、本線の右分岐のようなか
たちで、下り線をオーバークロスする森小路線に直進していく。上り線の森小路入口
利用車は、守口線本線に左から合流するかたちで直進する。
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◆画像9
大阪市旭区中宮1
城北JCT
左側の高架1層目は守口線上り、2層目は森小路線下り。右側の高架は守口線下り。
(2003年7月21日、著者撮影。)
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◆画像10
大阪市旭区中宮1
城北JCT
大阪市道上新庄生野線(城北筋)から城北JCT、森小路、守口方向をのぞむ。
左側の高架は、左分岐が守口線下り、直進が森小路線下り。右側の高架は、左合流が
守口線上り。
(2003年7月21日、著者撮影。)
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片方向分合流のジャンクションで、立体交差は一箇所だが、下部構造は複雑であ
る。沿道環境への配慮を感じない。実は、都心の市街地に高速道路が入り込む都市高
速道路の形態は日本独特で、欧米の例を参考にすることもできず、常にパイオニアと
しての試行錯誤が強いられてきている。この経緯には多くの側面があるが、沿道環境
への配慮の歴史という面もある。
景観や騒音、振動などにどの程度配慮したのか。各
時代で、その手法は異なる。試行錯誤ではあるが、進化しているのである。高速道路
本線にもある程度違いはあるが、下部構造を見ればかなり高い確度で開通時期を言い
当てることができる。改修により表面だけリニューアルされることがあるが、基本的
な構造を変えることはない。(技術的には可能だが、都市高速での具体例は知らない。)
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