ヒマヒマバブル絶好調道の川柳・森川晃

亀山連結線(STEP3) 3



 亀山連結線の工事で、亀山ICの次にわかりにくくなっているのが亀山PAの分流 
である。亀山PAにはさまれた本線部分は亀山連結線(伊勢方面ストレート)と亀山 
IC(名阪国道方面)の分流合流の拡幅区間になる。したがって、亀山PAは上下線 
ともに外側にずれる。亀山PAの移動はSTEP5から始まるので、それまではやや 
無理な線形での分流になる。

◆図9
東名阪自動車道上り線、亀山連結線アンダークロストンネル出口から亀山PA分岐を 
のぞむ。
(2003年4月29日、著者撮影。)

◆図10
高塚池に続く地道のオーバークロス橋。
STEP2取材時(2003年1月11日)には一旦撤去されていたが、高規格に生 
まれ変わって架橋され始めた。
(2003年4月29日、著者撮影。)

◆図11
東名阪自動車道上り線、亀山PA分岐。
(2003年4月29日、著者撮影。)
 第二名神高速道路の工事は、鈴鹿山脈から土山町を抜けて、信楽を経て名神高速道 
路の草津JCTまでの区間が最盛期を迎えている。ほとんどの区間が山間部でほとん 
ど人目に触れないのでわかりにくいが、国道1号を高い高架で通過する土山町の区間 
(◆図14、図15)や、東名阪自動車道の亀山東JCT付近(◆図12、図13) 
で進捗を垣間見ることができる。もちろん、草津JCTでも明確である。

◆図12
亀山市辺法寺町
亀山東JCT(東名阪自動車道、第二名神高速道路)
(2003年4月29日、著者撮影。)

◆図13
東名阪自動車道上り線から、亀山東JCT工事箇所をのぞむ。
正面の橋脚は第二名神高速道路上り線から東名阪自動車道下り線伊勢方面への亘り線。
(2003年4月29日、著者撮影。)

◆図14
滋賀県甲賀郡土山町山中
国道1号上り線から、第二名神高速道路土山高架橋をのぞむ。
(2003年4月29日、著者撮影。)

◆図15
第二名神高速道路土山高架橋。
(2003年4月29日、著者撮影。)
 亀山連結線の鈴鹿川以南、伊勢自動車道側の進捗は、伊勢自動車道東側の丘陵地の 
土工区間が主で、ほかの区間は表面には表れていない。この区間では名阪国道のオー 
バークロスや伊勢自動車道関TB付近の本線付替えが実施される。特に関TBの工事 
では新たな走行レーン切り替えが実施されるが、亀山IC付近のような複雑な規制に 
はならない。単純に現在の本線が外側に広がって、空いたスペースに新たな本線(亀 
山連結線)が追加されるだけである。ここについても既に取材済みなので別の機会に 
報告する。