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益城熊本空港ICの追加効果5



※1【益城熊本空港IC開通時のJH九州の案内全文】
1 開通日時
 平成11年3月24日(水)15時00分

2開通箇所
 益城熊本空港インターチェンジ(熊本県上益城郡益城町大字広崎)

3 開通箇所の特徴
 今回開通する益城熊本空港インターチェンジは、高速道路の沿線で都市開発事業や 
工業団地造成等の開発事業が行われた場合に、開発事業者の負担によって設置される 
「開発インターチェンジ」として整備が進められたもので、熊本インターチェンジか 
ら南へ約5Km、御船インターチェンジから北へ約7Kmに位置し、主要地方道熊本益城 
大津線(通称第2空港線)に連結し、より、熊本空港に近くなります。 また、西へ 
約4Kmで一般国道57号に接続します。 当該インターチェンジの位置する益城町周 
辺地域は、熊本県のほぼ中央、熊本都市圏の東隣に位置する自然豊かな農業振興地帯 
です。古くから農業を基幹産業として発展してきましたが 、昭和46年の熊本空港の 
開港を皮切りに、※熊本テクノポリス計画におけるハイテク研究機関や企業の立地が 
進められるとともに、熊本都市圏のベッドタウンとしても発展を続けています。※熊 
本テクノポリス計画 「産・学・行政の連携による先端技術産業を核とした潤いのあ 
るまちづくり」を理念に、昭和59年にスタートした計画で、特に応用機械、バイオ 
テクノロジー、電子機器、情報処理の4分野を工業開発の目標分野とし、その中核的 
拠点として「テクノリサーチパーク」が益城町内に建設されています。

◆画像5
 益城熊本空港IC
4 開通の効果

 4ー1 送時間の短縮 熊本県庁から九州自動車道を利用する場合、御船インター 
チェンジ、熊本インターチェンジへの距離・所要時間は、それぞれ約10Km・約17 
分、約8Km・約14分ですが、益城熊本空港インターチェンジへは、ともに約4Km・ 
約7分と短縮され、熊本市街地へのアクセスが向上します。 また、熊本空港から九 
州自動車道を利用する場合も、御船インターチェンジ、熊本インターチェンジへの所 
要時間は、それぞれ約20Km・約34分、約11Km・約16分ですが、益城熊本空 
港インターチェンジへの所要時間は約8Km・約10分となり、熊本空港へのアクセス 
を短縮し、主要都市間の時間距離短縮にも大きく貢献します。

 4ー2 産業の進展と観光ルートの多様化 産業ゾーンへのアクセス機能が強化さ 
れることになり、先端技術産業を中心とした企業立地のさらなる促進に大きく寄与す 
るものと期待されます。 また、全国でも有数の観光地である阿蘇へのアクセスは、 
これまで熊本、御船、松橋などのインターチェンジからが主でしたが、新しく益城熊 
本空港インターチェンジができることで、阿蘇への新しい観光ルートができ、一層の 
観光振興が期待されます。

 4ー3 交通混雑期における渋滞の緩和 営業中の熊本インターチェンジへの交通 
が分散されることから、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの交通混雑期にお 
ける熊本インターチェンジ出口及び一般国道57号の渋滞の緩和が期待されます。

5 工事概要

 5ー1 計画決定        
  平成 4年 1月20日
 5ー2 施行命令          
  平成 4年12月10日
 5ー3 工事着手          
  平成 8年12月 2日
 5ー4 事業費           
  約 34億円
 5ー5 インター形式
  トランペット型(フルインター)
 5ー6 料金所レーン数       
  入口 3レーン 出口 5レーン
 5ー7 連結道路
  主要地方道  熊本益城大津線