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北朝鮮製兵器輸出事情




TBSテレビ・サンデーモニングに貸し出した、北朝鮮製カラシニコフ銃の写真。
戦場で使用されている北朝鮮製武器というテーマでの依頼だった。
北朝鮮製の特徴であるレシーバー下部後部の特徴的形状が、サンディニスタ
革命軍兵士の手で隠れてしまっている。

これを撮ったときのカトケンには、マニア魂がなかったため、北朝鮮製の銃
には報道価値があることに気づいてなかったので、あまり撮ってない。

2009年の年末にTBS報道部からの依頼で自分の写真を見直して
はじめて気づいた。
マニア魂どころか、ジャーナリストとしても不合格だね。

で、他の写真も見てみると、ほとんどが北朝鮮製じゃん。

ここのAPAN軍事学校は、北朝鮮の軍事教官が指導していた部隊で、ニ
カラグア軍全軍の中で、銃の扱いがもっとも優秀だった。

北朝鮮式の軍事訓練
北朝鮮製の68式アサルトライフル。北朝鮮は、初期型の58式はほとんど
輸出してないので、戦場では、56式を輸出していた中国よりも、北
朝鮮のカラシニコフのほうが評判良かった。中国の56式は、首都警
備など最前線でない部隊に多く配備され、最前線は、北朝鮮製、ルー
マニア製、そしてソ連製だった。

ソ連製は、AKMをゲットできれば大当たりなのだが、AK−47に
なってしまうくらいなら、北朝鮮のほうが人気あった。カトケンのよ
うなよそ者は、戦闘地域に出る直前にあわてて、武器庫から銃を選ん
でくるのだが、AK−47しか残ってないとハズレ、北朝鮮製だとオッ
ケーだった。ルーマニア製は連射精度は落ちるものの、扱いは楽でいい。