戦争・軍事 | 南の島

普天間基地移設(5月中旬)新案




 今、紛糾議題になっているテーマのほとんど全てをクリアできる新案が出た。
沖縄県外移設、環境破壊微小、工期的にそれほど長くないので普天間基地の早期撤去
が可能、地上部隊とヘリ部隊の位置を近づけられる、基地受け入れ地域問題不要な
ど、ほとんど全ての問題をクリアにしたような新案は、自衛隊がヘリ空母4〜6隻を
持ち、これを米海兵隊ヘリ部隊用として運用するという案だ。乗組員が自衛官なのか
米軍人なのかは、今後つめてこうね・・・。

 現有の「ひゅうが」型1万3950トンでは米軍さんには小さすぎる? なんてい
う反論が出てくれちゃえば、自衛隊の空母保有願望者たちは、さらに嬉しいね。大き
い空母もてる。2万2000トンくらいが欲しいかな。
2010年9月6日(民主党選挙圧勝直後)、横浜港、大さん橋埠頭で、人気のピー
アール、ヘリ空母「ひゅうが」。
自衛隊用語では、ヘリ空母=護衛艦、という。
以下のような誤魔化しイメージ図で、なんとか空母保有したニッポン。遠慮がちで空
母っぽくない外観図を発表した上で、「こんなの中途半端でダメだ」と批判してもら
い、「ならば」と堂々たる空母型に書き換える。こういう手腕においては、日本の役
所は優れているようだ。

次は大型化。それも、米軍さまの都合で仕方なく・・・っていうのが、日本人的には
イイ。
日本社会では、自分の意志でやるより、外圧により仕方なくやるほうが評価が高いか
ら。

しかし、問題がチャッチャと片付くことを嫌う官僚政治家勢力がこの新案を嫌がる可
能性は大だそうです。