戦争・軍事 | 南の島

普天間基地海上移設、日本政府案の現実目的




辺野古沖海上ヘリヘポート、日本政府案。

 米海兵隊のヘリ飛行場、辺野古沖海上移設案の真の目的は、問題先送りによって、
役人たちの「仕事してる振り」可能期間の延長である。だから、このような技術的に
難易度の高い工事案とすれば、着工までに5年以上、着工してから20年以上という
歳月を稼げる。また完成後も問題山積で官僚の仕事は継続し残る。

 沖縄防衛施設局は、防衛施設庁時代からも順当な出世コース、局長は出世ポストで
ある。この出世コースを将来長期に渡って温存するのが、役人の仕事。普天間辺野古
問題が片付いてしまうことは、役人にとって自分の首を絞めることになる。300年
以上でもどーでもいい仕事を継続させるのが日本役人流、徳川流。

 内閣総理大臣が、米海兵隊がいなくなると、中国に対して抑止力がなくなる=自衛
隊だけでは日本を守れない、と自国軍を卑下したことで怒った自衛官もいたが、喜ん
だ自衛官も多かったらしい。「自衛官→公務員→ハードな仕事したくない→米海兵隊
に守ってもらいたい」という思想だろうか。防衛省オピニオンリーダーのカトケン
は、自衛官をそんなふうに疑ってはいけないね。自衛官は、自分たちの力し責任で自
分の国を守りたい人たち。

優秀な役人の条件