戦争・軍事 |中南米

選択科目・爆破工作




ニカラグア・サンディニスタ解放戦線軍・ムルクク軍事訓練場。
「技術工学」という選択科目があり、これは、爆破工作が中心だった。
キューバ人軍事顧問の足元にあるのが、TNT爆薬。
こっちが、火工品いろいろ。
ソ連軍標準規格の400グラムTNT。
各国の反米武装勢力が都市爆破作戦で使っているのと同規格のものである。

これら、爆破工作グッズを使って、いろいろと講義があったが、結論としては
「これを発見しても不用意に手を触れないように。専門部隊に知らせるのがキミ
たち戦闘部隊の任務だ。戦闘部隊が手を触れないように」と。

最後に、TNTを1個、4個、10個と爆発させてみせ、その破壊力や爆風など
を、新兵たちに肌で感じとらせる。新兵たちは「ひゃーひゃーっ」って盛り上
がって走り回ってた。
カトケンは、一応、技術大国ニッポンの火薬免許所持者です。
福岡県で取得した甲種火薬取扱保安責任者としての火薬類保安手帳。
免許取得は、1985年、ここムルクク訓練場へ入っていたのは1988年だか
ら、まだまだ火薬や爆薬、火工品についての知識がびんぴんにあって、キューバ
人軍事顧問ともタメグチきけた。
しかし、今(2008年)はもう忘れてる。

続く