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『整備小隊』 機甲科は戦車手の戦車乗員、斥候手の偵察隊員、機甲通信の通信手等とともに 機甲整備の隊員がいる。 装輪車の整備員も居るのか余り別けているのを知らない、砲塔整備陸曹とか補 職があったので細かいモスがあるのかも知れない。 整備隊員も後期教育で一緒に戦車の教育を受け、中隊配属時に本部管理中隊の整 備小隊へ配属され整備手になる者と戦車中隊に配属なり、何時の間にか整備要員 になり整備班に入る者が居た。 |
『戦車回収車』 整備手になるための教育は静岡県の駒門駐屯地の第一機甲教育隊まで行かなく てはならない。 ここで整備教育を受けて特技(モス)を取得する整備の3モスだ。 戦車隊員は中隊で初級モスの検定を受け3モスを取得する。 通信手は部隊通信の教育を受ける、後期教育は基本機甲のモスだ。 整備隊員はAPCとか戦車回収車とかレッカー車に乗る、クレーンの操作もした りする。 |
『戦車を回収する』 戦車乗員の訓練はどんなに危険な訓練でも所詮訓練だ。 しかし戦車が実故障したら戦車乗員だけで対処出来ない場合、整備隊員に頼るし か無い、つまり普段から実戦なのだ。 戦車のA整備(使用前、使用中、使用後の整備)、B整備は月一の統一整備等は 戦車乗員だけで実施する。 D整備になると本管中隊の整備小隊へ持って行く。 使用年数と走行キロで整備が決まる、他に車検準備も乗員と整備員とでやる、結 構大変な作業だ。 迷彩塗装も自分達でやるがセンスが無いと格好が悪い。 新兵の頃、私はバッテリー交換でバチバチ火花が散るのが苦手だった。 |
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