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『座り撃ちでサブマシンガン射撃をする』 戦車乗員には個人携行火器がある、最近は装填手、操縦手、砲手は折り畳み式 の89式小銃が配備されているそうだが、私の居た頃は装填手が64式小銃で操縦手 と砲手がサブマシンガンであった。 このサブマシンガンをグリースガンとか呼ぶ人も居るが正式名称は11,7mm短機 関銃である。乗員は「サブ」とか「サブマシンガン」「短機関銃」と呼んでいた。 |
『サブマシンガン射撃』 このサブマシンガンは2種類のタイプがあった、第二次世界大戦時アメリカの 缶詰工場で作られた機関銃で、レバー付きの物がAタイプ、遊ていを直接引くタ イプのBタイプがあった。 Aタイプはレバーの故障があると修理が困難なので、もっと簡潔にしたBタイプ が作られた、自衛隊ではこの両方のタイプが使用されていた。 |
『射撃用意』 はっきり言えば骨董品である、中国の軍事博物館でも朝鮮戦争の戦利品として 展示してあった。 空包は無い、射撃は実弾射撃のみである、それも年一回、下手をすると射撃しな いで終わる年もある、検定射撃では無いのだ。 |
『射撃後の薬莢を回収する』 射撃しているとアッと言う間撃ち終ってしまう、「たまに撃つ弾が無いのがた まにきず」なんて川柳があるが本当にそうだ。 |
『立ち撃ちでの射撃が終った』 通常は立ち撃ちの姿勢から射撃して終り、写真の時は弾があったので教範に載っ ていた座り撃ちで射撃した。 |
『9mm拳銃は車長用』 簡単な作りの照門から狙いを付け、そのまま射撃すると顔を打つので頬を銃か ら離し撃発(引き金を引くこと)すると的の真ん中に命中した。 安定性の良い姿勢ならこの短機関銃でも命中するのだ、距離は25mだ。 拳銃の射撃も25mでやる。 マニアは、左奥の木箱の中身のほうが気になるね。 |
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