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戦車兵神博行の自衛隊チェック109

(海自輸送艦内での陸自部隊)


『装甲装輪車』


 展示用に5旅団の車輌が多種類積載されていた。
海上自衛隊の艦艇に陸上自衛官と装備があるのは違和感があったが、洋上に浮か
ぶ陸上自衛隊の姿もおつなものだ。
陸海空自衛隊の共同訓練も密に行う必要はあると思う。
『第5対舟艇対戦車隊』


 対戦車隊は知っているが対舟艇対戦車隊を見るのは初めてだ。
普通科職種なのは変わらない、96式多目的誘導弾システム導入で任務も増えたの
かも知れない、いや元々の誘導弾も対舟艇用なのだから同じか…。自衛隊の装備
もハイテクになってゆく、高学歴の隊員も活躍出来るね。
『陸自隊員の居室』


 輸送艦には陸自隊員用の居室もある。
海上自衛隊隊の毛布はクリーム色だが、ここの毛布は陸自のOD色だった。毛布
等は陸自の持ち込みか?
『陸自隊員の居室』


 海上自衛隊の艦艇の見学では乗組員の居室は見せて貰えない。
陸自隊員用の居室が見れるだけでもよい経験だ。
でも船酔いとかしたら上陸作戦に支障をきたす恐れがあるのだから、居住性は大
事だね。
『陸自士官室』


 海上自衛隊らしく幹部と曹士とは別の部屋がある、しかも陸自では士官とは呼
ばない、幹部である。
もちろん将校とも呼ばない旧軍用語は陸自では滅多に無いのである。
『輸送艦しもきた、よく見ると陸自隊員が並ぶ』


 陸上自衛官と海上自衛官との交流は地連とか防衛省の機関くらいだろう。実戦
部隊同士の訓練はやはり輸送艦から揚陸艇へと上陸する訓練が大切だろう、当然
上陸前の支援も含めた共同作戦の訓練も大事だと思う。
北海道へ逆上陸することが将来あるのだろうか?

続く