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特科部隊とは、旧日本軍でいう「砲兵」である。戦後、砲兵では軍隊のようなイ ジが強いので、戦車を特車、歩兵を普通科、工兵を施設科と呼び名を変えた。 階級も、将校を幹部、下士官を陸曹、兵を陸士。 砲兵も現代では多岐にわたり、牽引砲、自走砲、地対艦ミサイルなど幅広い。 高射特科も昔は特科だったが分離し独立したる 特科部隊の中でも、砲とはちょっと違う装備を持つ、多連装ロケット。 多連装ロケットも昔は写真のような発射機で、師団にも配属されていた。 写真は、真駒内の第11特科連隊にあった多連装。 |
多連装のロケット弾の擬製弾 MLRSは、発射時は熱を避けるために横向きに射撃するが、昔の多連装は横に は向けられない。 |
坑道中隊に配備されている坑道掘削装置は地下トンネルなどを掘る。部隊の指揮 所や車輌や装備を隠す隠すためにトンネルを掘るのだが、MLRSの配備されて いる駐屯地の近くに配備され、実戦でMLRSがロケットを発射した後に隠れる トンネルを掘るものといわれている。 ちなみに、戦車の掩体は乗員の手で掘る。大変な作業だ。施設部隊が支援に来て くれる場合もあるが滅多にない。これも値段の違いか。訓練後、穴は完全に埋め 戻す。これも大変だ。 |
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