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戦車兵神博行の自衛隊チェック10



駐屯地東売店。昔はPXといい、今は「厚生センター」といわれる売店。そこに
貼ってあったポスター。
私が現役の頃は、戦車部隊に女性自衛官は存在しなかったが、第11戦車大隊に
も現在2名在隊している。いずれも機甲科ではあるが、戦車乗員ではなく、機甲
通信で本管(本部管理中隊)の通信小隊にいる。

それにしても、セクハラ事案防止とは、時代も変わりました。だって男性自衛官
だって平気で男性自衛官にセクハラしますからね。下ネタのない自衛隊なんて自
衛隊じゃないよなー、女性が男性社会に進出すると大きく変わってしまいますね。
昔は、駐屯地の劇場だった、現在は倉庫。立派な劇場で米軍が建設した建築物。
以前の雪祭りのときは、子供向けのアニメを上映していた。警察車両の駐車場と
して雪祭り期間中は使われた。

この中央講堂も米軍が建築した。米軍時代は教会だった。雪祭りでは、雪祭りの
歴史のパネル展示とイラク復興支援の広報ビデオ、それに第11師団の雪祭り製
作ビデオを繰り返し上映していた。寒いので、暖をとる観光客が多数、休みに来
ていた。
雪祭り会場にあった「北恵庭駐屯地業務隊」所属の投光器。私が第72戦車連隊
にいた頃、日米共同訓練に参加した際に導入された器材。この装備持っている部
隊はどれくらいあるのか。珍しい装備だと思う。
駐屯地に常設しれている61式戦車。「士魂」のマークがある戦車というので、
私が在隊していたときに「雪に埋もれたままにしておくのは戦車隊員として恥
だ、例え、展示戦車でも11戦車大隊の士魂のマークがある以上除雪せよ」
と命じた大隊長により、現在も除雪されている。

戦車マンとして愛車精神に溢れた心意気の良い話だ。そのときの大隊長は私の恩
人で自衛隊生徒12期、自衛隊の中で戦史研究畑を歩んだ逸材だ。この精神は
脈々と受け継いでもらいたいものだ。

ちなみに、私は「士魂戦史研究会」の会長くんでした。

続く