|
チャンターは、バッグから下向きに垂れるようなスタイルになり、 これを両手の8本の指でピロピロとやりながらメロディーを奏でる。 音階は、9種類である。 低いほうから 「シドレミファソラシド」なのか「ドレミファソラシドレ」 なのか、絶対音感のない私にはわからないが、まあ、そんなところだ。 だが、そんなところではあるが、正確には、そのどっちでもない。 ってな感じで曖昧なところが民族楽器たるゆえん。 こういうところをしっかりと世界基準の楽譜に起せないので、 クラシックの仲間入りができず、民族楽器枠なのだそうだ。 穴は、片側に7個が1列にならんでいて、1個はその逆側にあり、 この1個は、左手の親指で開けたり塞いだりする。 両手に穴8個だから、指2本は、穴の開け塞ぎには使わないわけで、 その2本は、右手の親指と左手の小指だ。 |
バッグの下向きのストックからチャンターを外したところ。 チャンターを挿し込んだり抜いたりのときに、チャンターリードをぶつけないよ うに壊さないように。 |
チャンターには、こんな感じでチャンターリードが挿し込まれている。 チャンターリードを深く挿し込むと、高い音に、浅く挿し込むと低い音になるの で、その調整でチューニングする。チャンターリードのる元の糸をたくさん巻く と、奥深く挿し込めなくなるので、低い音になる、って感じでチューニングする。 |
これがチャンターリード。(木製) チャンターリードについては、 チャンターリードのコーナーでのちほど・・・・・。 |
<<<---[前のページ] | [次のページ]--->>> |