新刊本「<図説・検証>自衛隊のハイテク戦!」

「IT」で変わるか? ニッポンの軍事力

出版 index


  東長崎機関の2名が関わった自衛隊本が、出版された。
軍事・戦争ネタの本はマイナーで売れないといわれている
中で、自衛隊モノは、近年、メジャーモノの枠に入っているらしい。


防衛庁で売上1位
 <図説・検証>
「自衛隊のハイテク戦!」
 「IT」で変わるか?
  ニッポンの軍事力


 編著
 軍事ジャーナリスト会議



 別冊宝島Real 016号
 (宝島社)
 ISBN4-7966-2264-0

裏表紙より

  ”自衛隊の戦争”は近未来に通じるか?
  CHECK POINT 1  情報RMA型軍隊の新技術
                    ミサイル/レーダー/サイバー・テロ/偵察衛星/ステルス/通信
  CHECK POINT 2  新兵器の実力
                     E-767AWACS/F-2支援戦闘機/輸送艦「おおすみ」
                     96式多目的誘導弾/99式155ミリ自走榴弾砲
  CHECK POINT 3  次世代型のゆくえ
                     戦車/哨戒機/攻撃ヘリ/イージス艦/ヘリ護衛艦/パトリオット

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  <感想>

  やはり、自衛隊は「軍隊」として存在しているのではないことが、よーくわかった。
  軍備もある巨大なレスキュー隊。狙撃手も狙撃銃も存在しないなんて・・・。

  フツウの戦争をやったらどうなる?という視点だけでなく、
  今の自衛隊の大事なお仕事であるPKOや災害救援活動などに、
  どれだけ役に立つのかということも具体的に検証されている。
  こんなに親切に解説しちゃって大丈夫なんだろうか?
 

  いろんな思惑で不思議なプロジェクトが出てくるようですが、
  「IT」を声高に叫ぶなら、ぜひ「サイバー・テロ対策」にも気合を入れて
  民間にもそのノウハウを伝授する立場になってほしいものです。

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   自衛隊に限らず「いかに人を殺さないで」相手にダメージを与えるか、が
   これからのテーマのようなので、実戦が華麗なるハイテク・ゲームに
   近づいていくのかな。
   ・・・という印象を受けました。

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「軍事ジャーナリスト会議」
 という特別チームが
 編成されたようです。
 (AK)