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桟橋工事における、H鋼吊り込み。 このボートは、チャッカ船といい、装甲が分厚いので、鉄柱とか、岩とか、そこ らへんにガチガチぶつかっても大丈夫。 粗雑な人向きだね。 |
でも、操舵はそれほど簡単ではないんだよ。 装甲によって船体が思いため、舵の効きが、小型ボートのくせに遅い。 つまり、操舵と、船体の動きに、5秒くらいの時差があって、なにしろ鈍重。 エンジン始動が手動クランクだったもんで、冬は、これがまたイヤな作業で、へ たくそだと、 始動時のクランク操作で手を怪我したり。これで怪我すると「すかっ」っていう あだ名つけられたり。 |
チャッカ船の操舵手は、当時24才のカトケンでした。(1985年8月撮影) 白島石油備蓄基地建設のための付帯工事として、響灘をよくむこの船でクルーズ してました。 |